3Dだから三次元だけどね(笑)。
バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^-^*)
今日はSTYLYでまゆみ達と添い寝できるVR部屋を作るよ。
unityを使ってSTYLYにアップしていって、STYLY Studioで配置していきます。
前回の記事はこちら。

やりたいこと
- 和室っぽい部屋を作る。とりあえず畳と壁だけあれば良し
- 寝てるアニメーションを設定したまゆみのモデルを配置。できれば複数配置
- 寝息の音声をアップしてループ再生させる
とりあえずはこのくらいかなぁ。
まゆみを複数配置して、おねショタサンドイッチ的に両手に花!みたいな幸せ空間を作りたい(笑)。
和室っぽい部屋を作る
ダラダラするなら和室、的な安直なイメージからです(笑)。
畳があると良し。
畳を用意する
これ以前MMDいじってた時に作ったやつがあった。
Planeにテクスチャをベタ貼りしただけだけど、必要十分だからこれで良いかな。
シーンに配置した畳オブジェクトを、プロジェクトにD&Dしてプレハブ化、右クリックでSTYLYにアップロードすればOK。
壁を用意する
これも以前MMDいじってた時に作ったやつがあった。
同じくPlaneにテクスチャ貼っただけだけど、必要十分なのでとりあえず良し。
生意気にも窓があるけど、ちょっとでかすぎるな( ̄▽ ̄;)
これは使わないかもしれない。
壁もプレハブ化してSTYLYにアップすればOK。
STYLY上で配置する
これ思ったけど、unity上で床と壁を親子関係にしてプレハブにすれば、床と壁を一つのオブジェクトとして使えるのかな?
でも分けておけば部屋を大きくしたりしやすいし、とりあえず別々でいいかな。
畳は一枚、壁は複製すればOK。
畳は実寸に近いサイズ感を意識して作ったんだったかな?割といい感じっぽい。
アニメーション付のモデルを配置する
前回作ったアニメーションでだいたい良いかな。
でも添い寝部屋だから、目を閉じさせておこう。
アニメーションはVeryAnimationっていう有料アセットで手軽に作れます。
Very Animation|Unity Asset Store
これでモデルをプレハブ化して、右クリックでSTYLYにアップロードすればOK。
アニメーション付でSTYLYにモデルをアップする方法は、前回の記事を参照してね。

STYLYに配置する
配置してみたけど、これ両側に配置すると頭が同じ方向を向けない( ̄▽ ̄;)
強引に回転させると頬杖付いてる右手側が上に来てかなり微妙になる。
STYLY側でミラーとかできないっぽいので、unityでミラーしたモデルを用意しないとダメか。
unityでミラーしたアニメーションを作り、ミラー用のモデルをアップする
これはアニメーションクリップの設定でもミラーできるんだっけな?
でもVeryAnimationのCreate New Clipツールでもミラー複製できるから、それでミラーしたアニメーションを作成する。
これでミラーしたアニメーションができた!
一応モデルを複製して、アニメーターコントローラーでミラーしたアニメーションをデフォルトステートメントにする。
ミラーアニメーションを設定したモデルをプレハブ化して、右クリックでSTYLYにアップロードすればOK。
これで両側に配置できた!
うわぁこれすごいぞ……試しに視点を近づけてみよう。
おお……これをOculus Quest2で見たら、一体どうなってしまうのかw
ただあんまり近づけすぎると、カメラがモデルの中に入ってしまうので、適度な距離を保ったほうが良さそう。
せっかくなのでたくさん配置する(笑)
ここは天国か( *´艸`)
窓もドアもないから二酸化炭素濃度がヤバそう(笑)。
これSTYLY Studio自体はThinkpad x230でも使えたから結構軽いんだけど、さすがにここまで配置すると重くなるか…?
私のモデルは一体9MBくらいだから比較的軽いんだけど、スペック低い端末で見た時に見れるのかは不明。
追記:Thinkpad x230なら普通に見れたけど、低スペック端末だと重そうなので減らす
x230って言っても一応メモリ16GBのcore i5だし、これを基準にしてしまうのは…。
3DとかVR系の人たちを見てると感覚がマヒしてくるけど、もっと余裕を持たせたほうが良さそう。
ということで5匹のまゆみたちをリストラした( ̄▽ ̄;)
これでだいぶ軽くなった気がする。
スマホでも一応見れたし、このくらいが落としどころかな。
寝息の音声を入れる
以前DLSiteで買ったHoneyDropさんの素材で寝息があったから使います。
エロいやつだから注意(笑)。

寝息は別に喘ぎ声とか入ってないから大丈夫です(笑)。
ただ、STYLYにアップできる音声はMP3だけみたいだから注意。
audacityとかの音声編集ソフト使えば簡単に変換できるけどね。
ループさせるか一回だけ再生か聞いてくるので、loopのほうで。
音量調節とかはできないようなので、音声編集ソフトで調節してからアップしたほうがいいみたいです。
照明を調節する
ちょっと部屋が明るすぎるからライト消そうかな。
あれ、でもライトなしだとちょっと暗すぎるか…?
青い感じの照明があればいいんだけど、Labあたりにあるかな?
あ、Labのこれがカスタマイズなんとかって書いてあるから、色が変えられるライトみたい。
intensity of the lightってのは光の強さ?なんかプレビューできないみたいだから、何度か試行錯誤するしかないかも。
お、なかなかいい感じになった。これでいいかな。
Publish(公開)した!
おお、かなりいい感じかも( *´艸`)
追記:スマホからはSTYLYアプリ入れないと見れないっぽい?
スマホから見る場合、↓アプリ入れないと見れないっぽいです( ̄▽ ̄;)アプリ入れたらスマホでも見れました。
↓これはoculus quest2のfirefox realityで見たエラーだけど、エラーが出て動かなかった。
Oculus Quest2はandroidベースなので、多分androidスマホとエラー文が同じ感じ?
…が、最近買ったandroid10のスマホならアプリ入れられたけど、二年前に買ったandroid7タブレットはアプリが対応してなくて見れなかった(-_-;)
というかジャイロセンサーの有無かな?android7スマホのほうはジャイロセンサーついてないので…。
できればPCからの視聴を推奨しときます。
STYLYの問題と言うよりは、STYLYはunityベースで開発されてるっぽいので、unityのwebGL側の問題かな?
unityのwebGLもスマホで見ようとすると同じ感じのエラーが出る。
モバイル端末はメモリ容量的に厳しいから仕方ないかな?
2021/12/12追記:pocketに保存したら見れるSTYLYシーンもあった
↑で書いたandroid7スマホでpocketに保存したSTYLYさんのページ見てたら、見れるやつもあった。
pocketっていうのはこれね。
pocketのウェブビューだとユーザーエージェントがPCになってるとか?
ただ重いSTYLYシーンだとエラーメッセージが出て見れませんでした。
Oculus Quest2で見てみる
さっそくOculus Quest2で見てみよう。
Oculus Quest2で見るには、Side QuestでSTYLYアプリを入れる必要があります。↓のSTYLY公式ページの説明が詳しいです。

ただOculus Quest2のアプリではシーンの検索ができないみたいなので、一度ログインしてお気に入りに入れる必要があるみたい。
そうするとアプリのスタートページに、お気に入りに入れたシーン一覧が表示されるのでみれます。
Oculus Quest2で見た画面を録画してみた!
スマホからだと多少もっさりしましたが、Oculus Quest2なら余裕で快適に没入感高く見れます!
動画では全く伝わらないと思うけど、これVRで見るとそこにいる感がすごいんですよ!( *´艸`)
ちなみにこれ作ってる途中で、Oculus Quest2でぼーっと見てたら何度か寝落ちした(笑)。
というか、この記事を書いてからこの空間でちょくちょくぼーっとしてる(笑)。
やっぱり自分で作った空間は良いね。
これみんなにVRで見てほしいんだけどなぁ…まだまだ普及率低いから難しいか。
2021/12/12追記:サイドクエストを使わなくても、App Lab経由でOculus Quest2のストア検索でインストールできるようになったようです
久々にSTYLYいじろうと思ってみてみたら、サイドクエスト使わなくてもApp Lab経由でインストールできるようになったみたい。
普通にOculus Quest2のストア検索で、「STYLY」って入れたら下のほうに出ました。
以前は「提供元不明のアプリ」みたいな扱いだったけど、Oculus公式?ではないっぽいけどストアに置かれるようになった感じ?
2021/04/23追記:他にもVRについて調べたけど、STYLYは見やすいほうかも?
STYLY以外のVRはどうなってるんだろう、と思ってunity webGLでVRとか、A-FrameっていうVR開発できるやつとか調べたりした。

それらのサンプル調べたりしたけど、スマホだとそもそも見られなかったり、見れても上手く動作しなかった( ̄▽ ̄;)
PCからでもちゃんと動作するものと、見れるけど上手く動作しないのがあるような。
あとOculusのブラウザで見ても、ちゃんと動作するのとしないのがある。
そもそもVR自体がそういうものなのか、STYLYはこれでもかなり見やすいほうなのかも。
VRChatとかだとデスクトップモードでもインストールしないと見れないわけだし、視聴端末が限られると言っても一応ブラウザで見れるSTYLYは、VR空間へのアクセスしやすさという点では優秀なのかもしれない。
これからやりたいこと
- シーンのアップロードを試す
- 作ったものを展示できる部屋を作る
- もう少し部屋を作り込む
- unityのwebVRで同じことできないか?やってみる
- PlayMakerでできることを調べる
- こちらのアクションに応じてアニメーション変えたりできるかやってみる
今月中はunityセールでPlayMakerが半額になってるから、これからもSTYLY使うなら買おうかな…?
でもunityでもwebVRできるっぽい?から、そっちのほうがスクリプト使えて良いか…?
できればVR内でURL指定して動画再生したり、ブラウザでネット見たりして、VR内で時間を過ごせるようになったら最高なんだけど。
unityならアセット使えばできるみたい?VRChatならできるみたいだから、unityでできるとは思うけど。
ただ、検索して出てきたunity webVRのサンプルは、Oculusのブラウザだと画面真っ暗で動作しなかったんだよね…。
そもそもサンプルが少ないと言うか、やってる人が少ないのかもしれない。
STYLYはSide Questやandroidアプリさえ入れられれば一応安定動作するみたいなので、STYLYで作aっていこうかな?
2021/12/12追記:unityのwebXR exportアセットを使ったら良い感じのが作れたかも
unityでwebVR作るなら今のところこれが使いやすいかな?
こちらの記事で書きました。



ただコントローラーで移動や回転はデフォルトではできない感じ?設定すればできるかもしれないけど。
2021/04/26追記:シーンのアップロードをしてみた
特に難しいこともなく、シーンファイルを右クリックしていつも通りSTYLYにアップロードすればいいみたい。
アップロードするunityのシーンはこんな感じ↓。実行画面です。
STYLYで正常にアップできた。でも説明通り移動や回転・縮小とかはできないみたいなので、完成品をアップしないといけないみたい。
追加でモデル読み込んで配置とかはできるので、建物を完成させてからシーンでアップして、モデルは後で読み込む…みたいに分けたほうがいいかも。
モデルをシーンに配置してアップロードしてしまうと、モデルと建物が一体になって扱われるので動かせなくなっちゃいます。
2021/05/31追記:STYLYは会員登録しないと「いいね」ができないっぽい?
投稿したSTYLYシーンに「いいね」がつかないなぁと思ったら、STYLYは会員登録しないと「いいね」ができないみたい?あとアクセス数を見る機能がないようです。
埋め込んだシーンをクリックしてSTYLYギャラリーに飛ぶ → 会員登録する → いいねする っていうステップを踏まないといけないので、必然的にいいねは少なくなると思われます。
STYLYのユーザー数が多ければ自然といいねがつくかもしれないけど、そこまででもないのかな…?
noteみたいに誰でもいいねできるのが理想だけど、多分ユーザー数を増やしたい感じなのかな。
まぁ結構やっつけで作ったシーンだから、クオリティ的にはどうだろって感じだけど…。
STYLYに先に上げてる先輩たち見ると、最終更新が二年前とか結構あるから、このあたりの反響のなさで辞める人は多いかもしれない(;^_^A
まぁVRって既存のインターネットとはだいぶ勝手が違うから、なかなか難しいのかもしれないけど。
あとSTYLYギャラリー自体にどのくらい集客力があるか分からないので、ブログやTwitter、Youtubeとかの他プラットフォームから誘導する感じにしたほうがいいかな?
でもブラウザで手軽に見てもらいやすいから良いかも
VRChatだと、VRChatやってる人じゃないとそもそもその空間にアクセスできないわけだし。
VRってまだまだ発展途上だし、これまでのネットとはだいぶ勝手が違いそう。
STYLYもいいけど、他のwebVRももう少し調べてみようかな。

ただ個人的に楽しむぶんにはSTYLYは凄い手軽に作れるし、私はOculusアプリの中では利用頻度高い方です。
unityでちょっとアニメーションいじってSTYLYにアップして眺めるだけでも楽しい。
まぁSTYLY「も」やる、って温度感くらいがちょうどいいかな。
終わりに
こんな手軽にVR空間を作れるなんて、本当にすごい時代だね。
動画作るのもいいけど、やっぱこれからはVRかな。
ただ、まだまだVR端末の普及率が低いから、STYLYみたいにブラウザから見れるっていう形はちょうどいいかもしれない。
ただスマホだと視聴できる端末が限られてくるけど、そこは仕方ないのかな。
これからメタバースは更に発展していくはずだから、のびしろはまだまだありそう。
STYLYはまだまだ色々できそうなので、もっと機能を調べてみようと思います(*^-^*)
2022/11/02追記:久々にSTYLYにログインしてみたら、シーンごとのアクセス数が見れるようになったり進化していた
以前はアクセス数?は表示されてなかった気がするけど、表示されるようになったっぽい。
半年くらいログインしてなかったから、いつなったかは分からないけど。
気付かないうちにいくつかいいねを付けてくれた人がいたけど、私のこのブログ経由から見てくれた人かな?(;^_^A
マイページのUIもリニューアルされてたから、STYLYも進化しているのか…。
これからVRChatのワールドとかも作っていきたいから、ついでにSTYLYにもアップしていこうかな。