バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^-^*)
この記事はVRChatがunity2022.3.6にアップデートされたのでSDK3.5.0にして更新したメモです。
こういうアップデートは不具合が出る可能性があるので気が進みませんが、まぁなんとかやってみます(;^_^A
2024/05/15追記:
unity 2022.3.22f1にアップデートされたっぽいのでこちらを入れたほうが良いかもしれません。
unity 2022.3.x系同士だからそこまで変化はないのかな?
とりあえず私は大丈夫でしたが、unity2019.4.31から2022.3.22にアップデートしたことはないので保証はできないですね(~_~;)
まぁバックアップをとったうえで自己責任で…。
追記おわり。
VRChatのバージョンがいつの間にかunity2022.3.6f1になっていたΣ(゚Д゚)
長らく2019.4.31f1でしたがようやくアップデートされたようです。

VRChat で現在使用されている Unity のバージョンは 2022.3.6f1 です。
このバージョンは、以前のバージョンである Unity 2019.4.31f1 からのアップデートであり、イテレーション時間の短縮、アセットのインポート時間の改善、エディターの安定性の向上、フル機能の C# 8 サポート、クイック検索機能など、多くの改善が含まれています。
VRChat SDKの最新バージョンを使用するにはUnity 2022が必要ですので、まだUnity 2019をお使いの方はアップグレードを強くお勧めします。アップグレードしないと、今後の SDK アップデートにアクセスできず、以前に作成したコンテンツの一部で問題が発生する可能性があります。
アップグレード方法については、Unity 2019 から 2022 へのドキュメントをご覧ください。
はーしかしこれアップデートするとだいたい不具合が出たりするのでは…?(~_~;)
前回2018から2019にアップデートされた時は、いくつかのワールドで表示がおかしくなっていた記憶があるけど。
しかし「アップグレードを強くお勧めします」とか書いてあるから早めにやっておくか…。
公式の移行マニュアルがあったのでこれ見ながらやってみる
公式の移行マニュアルがあったのでこれの通りやってみます。

アップグレードは失敗する可能性があるらしい?バックアップは必須か(-_-;)
なんか「アップグレードは失敗する可能性があります」とか物騒なことが書いてあります(-_-;)マジか。


うーん苦戦してる先輩たちもいるからマジっぽい。あんまり焦って入れなくてもいいか…?
安定するまで待つのも手段の一つかもしれませんね(;^_^A
まぁ私はブログのネタにもなるし、人柱として先にアップデートしてみます。
ダメでもバックアップがあればすぐ復旧できるだろう多分…。
アップデートした手順
まぁバックアップさえ取ればなんとかなると思うので、軽はずみに闇雲にアップデートを始めていこうと思います。
unity 2022.3.6f1をダウンロードする
このバージョンは入れてなかったので入れておきます。
unityの過去バージョンはこちらからダウンロードできます。




Unity 2022.x のところをクリックする。


Unity 2022.3.6 のところの「Unity Hub」をクリックするとunity hubでインストールが始まります。


Quest版も使うからAndroid Build Supportを入れておく。あとVisualStudio2022もついでに入れときます。


Windowsのやつは最初から選択されてるけどそのままで。


同意を求められるのでチェックを入れて進む。




これで待つ。


途中でVisual Studioの画面が出たので続行を押す。


一応「Unityによるゲーム開発」にだけチェックを入れてインストールします。
確か後で必要になってからでも入れられた気がする。


待ってたらインストール完了してました。


Visual Studioのほうは「再起動したほうがいいぞ!」と言ってきたので再起動しておきます。


Creator Companionでバックアップをとる ※重要!
バックアップを取らないと、失敗した場合にプロジェクトは永遠に失われ死ぬらしいです。怖すぎ。


しかしバックアップは時間がかかるうえ、エラーが出る可能性もあるらしいです。


こう脅されると「あーもうめんどくさいからやめる!😭もう知らないもん!🤬」と投げ出す人が出そうな気がする(-_-;)
むしろダメになった時に備えて、一からプロジェクト作ってもなんとかなるようにしておいたほうが良いのかも?
使うデータだけunityパッケージでエクスポートしておいて、新規プロジェクトにインポートして不具合出たところだけ設定し直すのもアリかな?
… みたいなやつをクリックしてCreate Backupを選びます。


これで待ちます。ワールドのプロジェクトで10GBくらいあるからちょっと時間かかるかもしれない。


バックアップの保存先はデフォルトだと C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\VRChatCreatorCompanion\Project Backups だった
これバックアップ完了したのにどこにもなくて探した(-_-;)
Settingsのところにバックアップ場所が書いてありました。


これね。zipに圧縮されてました。


これ確かAppDataはデフォルトだと表示されないんだったかな?
ユーザー名のフォルダを開いて、向かって右上にある 下矢印 みたいなボタンを押して、 表示⇒隠しファイル のところにチェックを入れると出ます。
これでバックアップできたのでアップデートしていきます。
Creator Companionをアップデートする
念のためSettings ⇒ Check for Updatesで最新バージョンがないか調べておきます。


これでUpdateを押せばOK。


最近アップデートしてなかったけど一気に上げます。


これでプロジェクトのunityバージョンを上げられるようになったっぽいです。


プロジェクトをアップグレードする
Unity Version Upgrade Availableとか書いてあるので、ここを押してアップグレードします。


2022.3.6f1を選んで 「Migrate to 2022.3.6f1」 を押す。


最後にもう一個ウィンドウが出てくる。
これはコピーを作成してコピーをアップグレードするか、バックアップがあるならこのプロジェクトをアップグレードしてもいいか?って感じかな。


さっきバックアップとったけど念のためMigrate a Copyを選んでおきます。
追記:Migrate a Copyを選んだら以前のプロジェクトはそのままに、コピーが作成されてコピーだけアップグレードされてた。アップグレード成功したらコピー前のやつは削除すればいいかも。


これでやったか?
バージョンの異なるエディターで作成したプロジェクトを開こうとしています っていうたまに見るウィンドウが出てきたので「続行」を押す。


unity2022のなんか凄そうな起動画面が出てくるので待ちます。


なんか謎のウィンドウが出てきた。スクリプトをアップデートするかどうか?


Script Updating Consent
Some of this projects source files refer to API that has changed. These can be automatically updated. It is recommended to have a back up of the project before updating. Do you want these files to be updated?
Yes, for these and other files that might be found later
yes, just for these files
No
スクリプト更新の同意
このプロジェクトのソース ファイルの一部は、変更された API を参照しています。これらは自動的に更新できます。更新する前にプロジェクトのバックアップを作成することをお勧めします。これらのファイルを更新しますか?
はい、これらのファイルと後で見つかる可能性のある他のファイルについては
はい、これらのファイルのみです
いいえ
Yesの長い英文のほうを選んでおきます。
これでしばらく待つ。
画面が真っ白になりフリーズしたΣ(゚Д゚)オワタ
げ、なんか真っ白なのが開いたぞ…大丈夫かこれ。


もう少し待ってみます。
…10分待ってもダメでフリーズしていたので再起動しますw
右上の×を押したら終了できたけど、ダメならAlt+Ctrl+Deleteでタスクマネージャー開いて「タスクの終了」で強制終了するしかないかも。


再起動したら問題なく開けた
VRChatのサンプルシーンみたいなのが開かれていた。


これまで作っていたワールドのシーンを開いてみます。いけるかな?
おおいけた!エラーは出てないので大丈夫っぽいです。


しかし改めて見るとオブジェクトを適当に配置していて散らかっていているから、そろそろ整理したいかな(;^_^A
ワールドをテストしてアップしてみる
公式マニュアルにも「ワールドをテストしなさい」と書いてあるのでそうします。


Build & Test New Build でテストしてみます。


見た目に問題がなくてもUdon関係のファイルがぶっ壊れてるとかはありうるかな…。
でも普通に動いた。UdonノードとUdon#で書いたギミックも普通に動いてる。
特に問題なさそうなのでアップロードします。


アップロード後に見てみたけど特に問題はありませんでした。
というか全く変わっていないと言っても良いくらい何も変わっていなかったw
ライトやシェーダーの見栄えが僅かに変わるとかはあるかと思ったけど、本当に何も変わってませんでした。
後でQuest版もアップしておくかな…。
でもこれandroidに切り替えるのに時間かかるんだよね…後で時間があればやっておきます。
前回SDKをアップデートした時に出たQvPenのエラーは消えていた
前回SDK3.4.1にアップデートした時にQvPenのエラーが出て使えなくなっていたんだけど、今回unityとSDKをアップデートしたら普通に使えるようになっていた。
SDKの問題だったのかな?
まぁ普通に使えるようになって良かったです。
アバターのほうもアップグレードしてみる
最近ワールドばかりいじっていてアバターはあまりいじってないけど、アップグレードしてみます。


こっちはダメでもプロジェクト作り直せばいいか…。
ワールドと同じウィンドウが出てきたけど続行で。


これも英文が長い方のYesで。


やったか?
特にエラー出てないですね。


アバターアップしてたシーンを開いてみたけど大丈夫そう。


まぁアバターのほうはちょくちょくプロジェクト作り直したりしてるから、ダメでもまた作り直せばいいやってのはあるw
作り込むにしてもVRoid Studioのほうでやるし…。
アップロードしてみる
私のモデルはVRoid製なのでuniVRMを使ってunityにインポートします。
VRoidをVRChatにアップロードする方法はこちらを参考に。
これまではuniVRM 0.99.4を使っていたけど、2022になったから最新バージョンでも使えるかな?
2023/12/16現在で最新版の v0.116.0 だと、unity2021.3以降って書いてあるけど…。
Release v0.116.0 · vrm-c/UniVRM · GitHub
まぁとりあえずuniVRM 0.99.4でやってみます。
※追記:v0.116.0でも行けました。
もうテストをせずいきなりアップロードしてみますw


うん普通にアップできた。


大丈夫そうですね。動かしてみたけどこちらも特に変わったところがない…。


VRoidはuniVRMに入ってるMToonシェーダーが設定してあるけど、シェーダーによっては2022に対応してないとかあるのかも?
あとはBOOTHとかで買ったアバターだと、しばらく更新されてない場合に何かエラーが出たりする可能性はあるかな?
おわりに
エラーが出て酷い目に遭うかと思ったけど、特に問題なく終わってよかった。
まぁバックアップ取っておけば復旧できるし、ノリでアップデートしてみるのも良いかもしれない。
何かあっても自己責任だけど(;^_^A
また何かあれば追記します(*^-^*)