バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^_^*)
この記事はリン酸鉄モバイルバッテリーを買ったので、それについての記事です。
買ったきっかけ:普通のモバイルバッテリーより安全性が高いから
最近はモバイルバッテリーの発火事故が多発しているけど、リン酸鉄のほうが長寿命のうえ熱暴走が起こりにくく安全性が高いようです。
↓のエレコムさんの動画が詳しいです。
ちなみにエレコムさんは、ナトリウムイオンっていうモバイルバッテリーを世界で初めて出していてこちらも安全なようですが、値段が6000円くらいします(^_^;)
しかし充放電サイクル5000回ということは通常のリチウムイオンの10倍使えるわけですから、そう考えるとかなり安いのかもしれません。
これから他社も出してくれば価格もこなれていくかも?
Amazonで3000円くらいで買えた
Amazonで買ったけど、値段はそんなに高くなかったですね。

↓エレコムさんも出してるけど6000円くらいしますね…。
エレコムさんは自社回収もしているから捨てる選択肢が多いってのはある。
私は安さで別メーカーのを選びましたが(^_^;)
販売元の(株)E-バッテリーは日本企業で、JBRCの会員企業なので回収してもらいやすい
普通に東京の会社なので無名の中華メーカーよりは安心かな?
JBRC会員企業の製品だと家電量販店などで回収してもらえるようです。
この製品は回収対象品だとAmazon販売ページに書いてあるので安心ですね。


JBRC会員企業リストはここから見れます。



とはいえ膨張してしまうとダメみたいだけど(^_^;)
まぁリン酸鉄は燃えにくい構造らしいので、一般的なモバイルバッテリーよりは安全に捨てやすいでしょう。
普通のモバイルバッテリーだと回収ボックスに捨てるのも燃えないか不安になるので、安全なやつを使いたいですね…。
翌日には届いた
普通にクリックポストでポスト投函されてました。


パッケージはこんな感じ。




中身など
中身はマニュアル、本体、充電用のType-Cケーブルの三つです。


結局はモバイルバッテリーでしかないので特筆すべき点は何も書いてませんでしたが(^_^;)






製品外観など
ちゃんとリサイクルマークやPSEマークもついてますね。


USB Aポートが二つ、入出力を兼ねたtype-Cポートがあります。


右側面に電源ボタンがあります。
安いやつだとボタンの耐久性が低くて、使ってると中に没落したりするけど、まぁまぁしっかりしてそうだから大丈夫かな?


電源ランプは%表示ではなく四つのランプが点灯する方式です。


最初からランプ三つ分(75%くらい?)は充電されてました。


充電してみたけど普通に高速充電で使える
新品だから当たり前だけど普通に充電できました。
これまで使ってたのは高速充電対応でも充電遅くなってたので、やはり新しいのにしたほうがいいですね(^_^;)
電源ランプ三つの状態で、50%以下になったタブレット(5000mAh)を三回くらい充電できたから、容量も公称値通り10000mAhはあるかな。
まぁモバイルバッテリーはいくつか買ってきたけど、容量より耐久性や安全性のほうが重要ですね(^_^;)
容量少ないとモバイルバッテリーの充電もすぐ終わるから必ずしも悪いわけではないけど、耐久性が低いとすぐ使えなくなるので…。
PD給電対応なのでノートPCも充電できた ※しかしPD 20W
このリン酸鉄モバイルバッテリーはPD給電にも対応しているので、最近のノートPCならType-Cポートから充電できるはずです。
複数台接続すると出力が落ちるので一台だけで充電したほうがいいですが、古めの第8世代のThinkPad L380もこのモバイルバッテリーで充電できました。
しかしPD 20Wしかないからか?ノートPCを操作しながらだと動作がかなり遅くなってしまいましたね…。
Unityいじってるとワットモニターで30Wくらい消費してたし。


スリープ状態なら30分で10%くらい充電できてたので、休憩中に充電すれば問題ないです。
10000mAhなのでそこまで容量はないけど、出先でちょこっと充電して使うなら十分だと思います。
Type-Aが出力18W、Type-Cが出力20Wみたい
Type-Aポートが出力18W、Type-Cポートが入出力20Wみたいなので、別売りのType-C to Cケーブルで充電すれば20Wで行けるかもしれません。


でも私のPCは30W前後消費してたから20Wだとちょっと足りないか…。
Type-C to Cで充電しながらノートPCいじってみたけど、なんかランプが点滅して充電が止まってしまった(^_^;)
Meta Quest2はC to Cで普通に充電できたので、省電力なデバイスなら行けると思います。
普通のノートPCは消費電力20W超えてくるのが多いからスリープ中に充電したほうが良いかな?
追記:その後やってみたらPC使いながら充電できたが…
久々にノートPC使いながら充電を試してみたら(付属のType-A to Cで)、動作がもっさりすることなく普通に充電できました。
寒い時期になってきたからかな…?最初使った時はまだ暑い時期だったため、もしかしたら熱が関係していただけかもしれない。
Type-C to Cでは途中で点滅して止まってしまったのでA to Cでやった。
しかしA to Cでは出力18Wで電力低めだからか、あくまでバッテリーの減りが遅くなる感じで徐々に減っていきました(^_^;)
省電力なノートPCなら行けるかもしれないけど、割り切って使うか、使わない時に充電する感じが良いかもしれない。
ノートPCを充電するならA to Cのほうが良いかな?
デバイスによるのかもしれないけど、Thinkpad L380をスリープ中にC to Cで充電してたら全然充電できていなかった(^_^;)
↓な感じの表示になっていたので、これもしかしてモバイルバッテリー側の充電モードになっていたかも…。モバイルバッテリーのランプがちょっと点滅してるし。
充電中にThinkpadの赤ランプがこんなに点滅することはないから、不正なUSBと認識されてたのかな?
スマホとMeta Quest2はC to Cで問題なく充電できましたが、デバイスによって挙動が変わる可能性があるかもしれない。
A to Cならスリープ中に問題なく充電できたので、ノートPCを充電する場合はこちらで充電していこうと思います。
モバイルバッテリーは膨張や発火事故が多発!今後は安全なリン酸鉄やナトリウムイオンのやつに変えていった方が良いかも?
最近はモバイルバッテリーの膨張や発火事故が多発しているようなので怖いですね…。
Amazonでセールになっている安いモバイルバッテリーだと、謎の中華メーカーが多くて不安なんですよね(-_-;)
これから買い替える時は、比較的安全性の高いリン酸鉄やナトリウムイオンのモバイルバッテリーに変えていこうかなと思います。
できれば会社独自で回収しているメーカーが理想…
メーカーによっては会社独自で回収しているので、捨てやすさを考慮すると回収してくれるメーカーのほうが良いかもしれません。
Ankerさんやエレコムさんは独自に自社モバイルバッテリーの回収してますね。

Ankerさんは破損していても回収を受け付けると明言しているのは頼もしいですね…。

アンカー・ジャパン株式会社では、ご使用済み弊社製品モバイルバッテリー / ポータブル電源の回収を承っております。
対象製品 : Ankerのモバイルバッテリー / ポータブル電源
下記製品も対象となります。
・外装パッケージやケーブル等付属品のない本体のみの製品
・保証期間を過ぎている製品
・故障・破損している製品
・正規取扱店以外でご購入された製品や中古でご購入された弊社製品
Ankerさんはちょくちょくモバイルバッテリーでリコール出してるっぽいけど、大手だからちゃんとリコールしているわけでその点も安全かなぁ。
無名の中華メーカーならリコールなんてせず売り逃げて終わりだろうし(^_^;)
Ankerさんはリン酸鉄モバイルバッテリー出してないのかな?検索したら↓ポータブル電源しか見当たらなかったけど、まぁ車載用ならアリかもしれない。
エレコムさんは出してるっぽいので、現状では安全性+捨てやすさで一番なのはエレコムさんの↓このあたりかな?
1万円以上出せるなら30000mAhのリン酸鉄も良いかな。合計最大52.5W、PD45WだからノートPCの充電も余裕そう。
車載用なら↓Jackeryさんのポータブル電源がセールで1万円以下になってることが多いのでこれもアリかなぁ。自社回収もしてるし。
大きいからかリン酸鉄でもバッテリーサイクル2000回あるらしいし、車に載せて使うならこっちが良いかも。
安さで選ぶなら私の買ったEバッテリーさんのやつ一択かなあ…。
リン酸鉄のはまだ他社があんまり出してないみたいですね。
もしくは回収前提でAnkerさんの普通の安いモバイルバッテリーを買うのも良いかな。
そのほうが種類は選びやすいですし、そもそもモバイルバッテリーにそんなにお金かけるのもちょっとね(^_^;)
まぁこれだけモバイルバッテリーの事故が社会問題になっているから、これからはリチウムイオンを回収してくれる家電量販店や自治体も増えていくとは思うけども。
追記:ナトリウムイオンモバイルバッテリーも買ったけど、ノートPCにも充電できるのでおすすめ
出先でちょくちょく使うことが多いのでナトリウムイオンモバイルバッテリーも買ってみましたが、PD最大45WなのでノートPCでUnityいじりながらでも問題なく充電できました。
リン酸鉄のはPD20Wなので充電しながら使うと少しずつバッテリー残量減っていったけど、これなら一時間くらいはバッテリー現状維持できた。
ゲーミングノートだとキツイだろうけど、普通のノートなら最近は省電力なので最大45Wあれば普通に足ります。
セールでちょくちょく5000円台になってるので、ノートPCの充電をしつつ安全に使いたい人におススメです。
バッテリーサイクル寿命が5000回もあって通常のリチウムイオンの10倍、リン酸鉄の5倍なので、まぁお財布に余裕がある方はこっち買うのも良いかもしれません。
ちょくちょく売り切れるけど(^_^;)
更に追記:準個体リチウムイオンのやつも良いっぽい
他にも準個体リチウムイオンのやつも出ていて、↓の動画のように叩いたり穴を空けたりしても比較的安全なようです。
しかしこれもやはり値段がお高めで種類が少ないかな…。5000mAhなら安いですが、10000mAhだと1万円近くします(^_^;)
日本企業のものだと↓このあたりがレビュー評価高いので良いかもしれないです。
もしセールで安くなることがあれば買ってみようかなw
10000mAhで5000円くらいならまぁ買いやすいんですけどね。
車載用ならリン酸鉄のポータブル電源もアリかも
車内でノートPCいじることが多いのでAnkerの2万円くらいのポータブル電源買ってみたけど、容量多くて長時間作業できたので買って良かったです。
これもリン酸鉄でバッテリーサイクル3000回、5年保証もあるので長く使えそうです。
まぁ都会に住んでる人は車持ってない人が多いから、ここまで大きいの買っても持て余す気がするけど(^_^;)
出力300Wあるからボトルサイズのケトルでお湯とかも沸かせるっぽいので、車持ってる人は一つ持っておくと仕事の休憩時間とかに活躍するかも。
おわりに
安全そうなモバイルバッテリーが安く買えて良かった。
あとは耐久性がどのくらいあるかだけど(^_^;)
まぁこれだけリチウムイオン電池の発火や廃棄問題が話題になっているから、そのうち対策されていくと思うけど。
今のところ全く問題なく安心して使えているので、そろそろモバイルバッテリーが寿命を迎えそうな方は買ってみると良いかもしれません。













