バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^-^*)
この記事はunityのJU TPS 3アセットで車を動かして乗ってみたメモです。
前回までの記事はこちら。
使用したバージョンはunity2020.3.19です。




公式マニュアルなど
こちらの公式マニュアルが詳しいですね。

↓の公式動画1:42あたりでバイクや車に乗ってるので、設定すれば割と簡単に乗れそうです。
実際にやってみる
多分できると思うのでぼちぼちやってみます。
必要なコンポーネントを追加する
公式マニュアルによると、プレイヤーモデルに
- Drive Vehicles
- Driver Procedural Animation
の二つのコンポーネントを追加すれば良いみたい。
プレイヤーモデルを選択して、「コンポーネントを追加」で「drive」と入れれば両方とも出ます。


とりあえずはコンポーネントを追加しただけで、特に設定せずにデフォルトのまま進めます。


車のプレハブを追加して設定する
2025/03/02現在で最新版のバージョン3.0.52だと、乗り物のプレハブは↓ここにあります。
バージョンアップでたまに場所変わるので注意。


Assets/Julhiecio TPS Controller/Demos/Demo Prefabs/Vehicles/Car.prefab
とりあえず全部配置してみますw
なんか謎の人型のギズモ?みたいなのが表示されているが…。
humanoidのモデルを設定してくれってことかな?
これだけで乗れるっぽい
車の設定とかが必要になるかと思ったけど、なんか特に設定必要ないみたいです。
コンポーネントを追加すればそれだけで乗れるみたいですね。
車
車の運転もできちゃいます!
これ一から実装する場合はタイヤの回転を計算したりめんどくさそうだな…。
既存のアセットを使った方が手軽ではありますね(;^_^A
バイク
バイクにも乗れます!
ちなみに私はバイクの免許は持っていないが…(笑)
なんかIKで両手両足の位置を指定して、良い感じにやってくれてるっぽいです。
unityってこんなこともできるのか…。


↓ちなみに車も両手両足のIK位置を指定して、Humanoidのキャラなら良い感じにアニメーションさせられるようになってるみたい。


GTAだとバイクに乗ったまま銃を撃ったりできたけど、これはできないっぽい。
でもスクリプトで強制的にエイムモードを呼び出せば一応いけるかも?
自転車
自転車とかもありますΣ(゚Д゚)
GTAだと自転車に好んで乗っていたな…。
謎の玉
なんだこれは…謎の玉としか言いようがないΣ(゚Д゚)
特に飛ぶ能力とかはなさそう?
カスタムコードを書けば浮遊させたりできるっぽい
公式マニュアルによると、スクリプトで浮遊させたりできるっぽいです。

筋斗雲的な乗り物を作ったり、動物に乗れるような仕組みを作る場合に使えるかもしれません。
車のAIを設定して動かしたりもできるっぽい
車AIのサンプルシーンはここにあります。


↓は全く操作してませんが、自動で動いてくれてます。
しかしこのバイクを単純にプレハブ化して他のシーンに持って行っても動かなかった(~_~;)
パスを設定して動かしてみる
サンプルシーンだとWaypoint Pathとかいうのがあるので、これを使えばいけるかな?


とりあえずサンプルにあるWaypoint Pathをプレハブ化して、今いじってるシーンのVehicleAIに設定してみます。
Enable Pathfindingのチェックを外して、Waypoint Pathのところに持ってきたパスのプレハブを設定してみます。


これで動いた!
しかしちょっと意図しない動作をしたり、障害物に当たると方向がバグるかも(~_~;)
目的地を設定したりとかシンプルな動作だけにしたほうが制御しやすいかも?
パスで同じ場所をグルグル回るようにしてみる
こんな感じに四角になるようにパスをコピペして配置してみた。
あとOn End PathをRestart Pathにすると、終点まで行ったら最初に戻ってループするみたい。


これで同じ場所をグルグル回るようにできた!
これでレースゲームとかは作れるかな?(;^_^A
スクリプトでプレイヤーを目的地にしたりできるっぽい?
公式discordで検索したらスクリプト設定すればプレイヤーを目的地に設定したりできるっぽい。


しかしこのままだと動かなかったのでちょっとスクリプトを見る必要があるかな。
おわりに
案外簡単に車に乗れて良かった。
これ一から実装するのはかなり大変だと思うので、既存のアセットに頼れるならこちらのほうが手軽かな。
まぁ仕組みが分かっていたほうがカスタマイズしやすいので一から作ってみるのも良いかもしれないけど。
そろそろ敵AIの設定とかもやって、目的地に着いたらゴールみたいな感じでゲームとして作ってみるかな…。
まぁぼちぼちいじってみます(*^-^*)