バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^_^*)
この記事はAnimation DesignerをいじっていたらBinding Warning~警告が出たので、それについての記事です。
Animation Designerっていうのはこれね。
症状:アニメーターコンポーネントに警告が出ていて、Animation Designerで編集してエクスポートしたアニメーションがなんかおかしい
Animation Designerでアニメーションを編集してエクスポートしたら、モデルのアニメーターコンポーネントにこんな警告が出ていた。


Binding Warning: Some generic clip(s) transforms that are already bound by a Humanoid avatar. These transforms can only be changed by Humanoid clips.
Animation Designerでは↓みたいな感じに編集してみたけど
アニメーションをエクスポートしても反映されておらず、編集前の状態のままだった。
Animation DesignerのDiscord見たら同じ警告が出てる人がいた
Animation Designerの公式Discordはこれね。
(125) Discord | #animation-designer | FImpossible Creations


アーマチュアレポートとかいうやつでボーンをベイクしろってことかな?


これStretchingとかいう機能で揺れを追加したんだけど、「ストレッチングはボーン位置を動かすから、忘れずにこのボーンの変更位置をベイクしなさい」とか書いてあった。


アーマチュアレポートっていうやつでどのボーンをアニメーションにベイクするか選べるっぽい。
Transformのpositionをベイクに加えたらちょっと変わったかな?
↓RootのBakeとBake Positionにチェックを入れました。
しかし手足や頭などのボーンにはBakeのチェックボックスがないんですよね…。


Use Root Bone For Avatarはチェック入れたらエクスポートされたアニメーションがTポーズのみになってしまったのでやめたほうがいいかも?
これでエクスポートしたらちょっと揺れが反映された気がする。しかしプレビューで見た揺れまくるのは反映されてないか…。
少なくともアニメーターの警告は消えた
これで少なくともアニメーターの警告は消えました。


まぁあんまり揺らしすぎるのは実用的じゃないからこの程度で良いっちゃ良いけども。
Stretching以外だとちゃんと反映されやすいかな?
Stretchingはちょこっとだけにして、Smoothを下げたりちょっと荒ぶる感じにしたけど、これだとプレビュー通りにエクスポートされてた。
たぶんStretchingはダイナミックボーンみたいな揺れる処理を強めにかけてる感じなのかなあ。
スクリプトとしてアセット内で動かすならまだしも、アニメーションクリップにベイクするには限界があるのかも。
というかプレビューで強めに揺れているように見えているだけなのかな。
追記:Discord見たらStretchingをアニメーションに反映させるにはジェネリックじゃないとダメっぽい?
Discordで検索したら同じ問題に当たっていた人がいた。


このツールにポジションに基づく弾力性を追加してSquash and Stretch効果を得ようとしたとき、「新しいアニメーションクリップとして保存」を押しても、その効果が保存されないようです。オプションの下にこの通知を見つけました(スクリーンショット参照)が、それが何を意味するのか完全にはわかりません^^;
作者さんが返信してたけど、ヒューマノイドだとベイクするメニューが表示されないからダメみたいなことを言ってます。たぶんこれですね。


こんにちは!汎用リグを使用すると、ここにアーマチュアレポートの下に回転/位置のベイクのスイッチが表示されます。ストレッチの影響を受けるボーンについては、位置ベイクを切り替える必要があります。しかし、ヒューマノイドリグについては、残念ながらまだ不可能であり、おそらくヒューマノイドタイプのリグボーンについては不可能でしょう。
やっぱりこれはダイナミックボーン的な揺らす機能みたいな感じで、アニメーションにベイクする場合は別の話なのかな。
ジェネリックだと制限のない自由なリグが使えるからアニメーションに反映しやすいけど、ヒューマノイドだと手足などの必須ボーンの制限があるからアニメーションだけでは自由に揺らすことができないんだと思う。
だからアニメーターにジェネリックがなんとかって警告が出ていたのかな?
Stretching以外にも柔軟な感じにできるっぽいから、Humanoidでは他のパラメーターをいじったほうが良さそう。
他のElastcityのパラメーターをいじってエクスポートしたらまぁまぁ良い感じに揺れさせられた
↓のパラメーターをいじったらまぁまぁ良い感じに揺れたのでエクスポートしましたが、ちゃんと反映されてました。


まぁ流石に揺れさせすぎるとダメっぽいけど、ある程度は行けるのでこれでやれば良さそう。
このアセットは不具合も多いけど、こういう揺れなどを手軽にアニメーションに反映させられるアセットって他にないから貴重ですね…。
このアセットは不具合が結構あるけど、単純なモーションを手軽にクオリティアップできるから貴重
このアセット、不具合は結構あるんだけども、キー三つ打っただけの単純モーションも手軽に良い感じにできるので貴重なアセットなんですよね…。
↓が
↓に30秒くらいでできてしまうし、凝ればもっといじれる。
カーブをいじれば比較的細かいフレーム単位で調整しやすくて便利なんです。
まぁ割り切って使っていくか…。
おわりに
割と手軽に直って良かった。
不具合は結構あるけどこういうアニメーションを手軽にいじれるアセットって他に見たことないから、まぁ割り切って使っていこうと思います。
また何かあれば追記します(*^_^*)