バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^_^*)
この記事はEyes Animatorを買ったのでLook Animatorと組み合わせてみた記事です。
Look AnimatorとEyes Animatorはこれね。
Look Animator – Unity Asset Store Eyes Animator – Unity Asset StoreEyes AnimatorとLook Animatorの違い
Look Animatorは特定のオブジェクトを常に見るようにしてくれるアセットで、目だけじゃなく首や上半身も使ってオブジェクトのある方向に振り向かせたりできる。
Look Animatorにも目を動かす機能があるけど、設定項目は少ない感じですね。
Eyes Animatorも同じパブリッシャーさんが出してるアセットで、目に特化してるぶん目を動かす設定項目が多い。
Look Animatorは目の設定がどうも上手くやりにくかったけど、目を動かすだけならLook Animatorのほうが手軽でしたね…。
Sync機能があるので併用できる
併用するとこんな感じで使える。
Look AnimatorだけでもたぶんできるけどEyes Animatorもあったほうが目の設定はしやすかったかなあ。
Look AnimatorのEye Moduleだと左右別々に動いてバグりやすいような…
Look AnimatorのEye Module機能もだいたい良い感じに機能するけど、Clamp(動作域制限)を設定してもなんか↓こんな感じでバグりやすかったですね…。
これではテリー伊藤氏のようになってしまいますΣ(゚Д゚)
↓はEyes AnimatorとLook Animatorを併用してみたやつだけど、左右別々に目が動くとかはないですね。
というかLook AnimatorのEyes Moduleは設定項目が少ない
↓がLook AnimatorのEyes Moduleの設定項目だけど、項目が最低限しかないため調整に限界がありますね…。


Eyes Animatorなら目専門のアセットだから項目が多くて調整しやすいんじゃないかと思って買いました。
実際動かしてみたら不具合もなく動かせたので買って良かったかな。
Eyes Animatorのデメリット:マニュアルがあってないようなものなのでDiscordを見るしかないw
Look Animatorのマニュアルも簡素な感じだったけど、Eyes Animatorは更に簡素で1ページのクイックガイド(という名の画像)しかないw
Look Animatorって書いてあるけどEyes Animatorって書いてあるしこれのはずです。

やる気なさすぎだろ…と思ったけどDiscordだとちゃんと作者さんがサポートしてるのでDiscordを検索したり質問するしかないですね…。
このあたり合わない人はやめておいたほうがいいかもしれない。
↓公式Discordはこちらです。
(126) Discord | #look-eyes-animator | FImpossible Creations
in:#look-eyes-animator 〇〇 と検索するとLook AnimatorとEyes Animatorの話題が出ます。
Discordは英語なんですけど、ブラウザのデフォルト機能ではページ全体の翻訳ができないみたいなので、私はsimple translateっていう拡張機能で文章を選択しながら翻訳してますね。
レビューでも「マニュアルがちょっと…」と言われていましたが、質問をすると迅速に対応してくれるようなので評判は良いようです。

あとはUnityディスカッションとかいうやつでアセットの公式フォーラムもあるので、そちらも併せて見ると良いでしょう。
まぁまぁ良い感じに動いたので設定項目やパラメーターの説明など
まぁまぁ良い感じに動かせたので設定項目やパラメーターの説明を載せておきます。
アップデートで変わったりするかもしれないけども。
Look Animator側の設定
こっちはEyes Module以外はHeadやターゲットを指定するだけで良い感じにしてくれるから特にいじってないですね…。


Eyes Animatorをコンポーネントに追加してSyncされてるとEyes Moduleがなくなるので、目はEyes Animatorで調整します。
動作がおかしい場合はStart After T PoseやAnchor Start Look Pointをいじると改善する可能性?
Discordを見たらそんな情報があった。
ターゲットを上手く見てくれない時に、実際にこの二つをいじったら改善したことがあったような。

Eyes Animator側の設定
Eyes Animatorの設定です。
基本設定
ここはHeadをAuto Findで探せば勝手に目を検出してくれた気がする。
Faceとターゲットだけ自分で指定する。

ターゲットは単にカメラを指定すると、トランスフォームの位置が微妙に視点と違っていてズレる可能性がある。
↑はカメラの子にtargetって名前のオブジェクトを作って位置調整してあります。
Eyes Random MovementやClampの設定
Eyes Random Movement Settingsはランダムで目が動くようになるため、よそ見させたくない時は0にする。
あんまり増やしすぎるとよそ見ばかりするため高くても20%くらいかな?

Eyes Lag Effect Settingsもよそ見みたいなやつ?ちょっとノイズが増える感じ。
Clampは高すぎると白目になりやすいため、10度くらいにしてある。
Look Animatorと併用する場合は首や上半身もターゲットの方向を向くので、小さくても問題にはならないです。
Blinking Module まばたきの設定
これ同梱されてたデモシーンのモデルはまぶたがボーンで設定されていたけど、私はVRoidでブレンドシェイプでまばたきをするためBlendshapesで。
まばたきのスピードや目を閉じる時間を指定できます。

Blend shapes Looking Up or Downは上下を見てくれるやつかな?
VRoidだとデフォルトで上下を見るブレンドシェイプが設定されてなかったのでなしで。
Look AnimatorのSync設定
Correctionsは特に触ってないけど、Static Look Start Positionは動作がおかしい時にいじると改善する可能性がありそうな名前ではある。

Look Animator Sync Settingsは、とりあえずLook Animatorコンポーネントを突っ込んでおいた。
ターゲットやクランプ設定も同期できるみたいだけど、最初全部同期したらなんかおかしくなったから全部外した。
これでも一応併用できてるのでとりあえずこれで使ってみます。
おわりに
割と良い感じに併用できて良かった。
概ねLook Animatorだけでも行けるとは思うけど、不具合など調整しやすいからEyes Animatorも買って良かったかな。
デフォルトでも安いけど、ちょくちょくセールやってるから買ってみると良いかもしれない。
モブのキャラクターでも手軽に活き活き動かせます。
Look Animator – Unity Asset Store Eyes Animator – Unity Asset Storeまた何かあれば追記します(*^_^*)