バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^-^*)
この記事は3Dモデル自動生成AIのRodinを使ってみたのでそれについての記事です。
Rodinっていうのはこれね。

3Dモデルの自動生成AIは以前もいくつか記事を書きましたが、似たようなものはいくつかあるようです。
Rodinとは?
優秀なChatGPTパイセンに聞いてみます。




3Dモデルを自動生成してくれるRodinについて詳しく教えてください


Rodinは、AIを利用して3Dモデルを自動生成するツールで、特にクリエイターやデザイナーにとって効率的な作業を可能にします。以下はRodinの特徴と機能についての詳細です。
Rodinの特徴と機能
- AIベースの3Dモデル生成
- RodinはAI技術を活用して、ユーザーが入力したテキストや画像から自動的に3Dモデルを生成します。
- ユーザーは簡単な指示やスケッチを提供するだけで、詳細な3Dモデルを得ることができます。
- カスタマイズと編集
- 生成された3Dモデルは高度にカスタマイズ可能で、ユーザーは細部を調整して独自のデザインを作成できます。
- モデルの形状、テクスチャ、色、ポーズなどを自由に編集することができます。
- 多様なアプリケーション
- ゲーム開発、映画制作、建築設計、プロダクトデザインなど、さまざまな分野で利用可能です。
- 特にプロトタイプ作成やコンセプトデザインにおいて時間とコストを大幅に削減することができます。
- 簡単なインターフェース
- 直感的で使いやすいインターフェースを提供しており、専門知識がなくても簡単に使用できます。
- ウェブベースのプラットフォームとして提供されるため、どこからでもアクセス可能です。
- クラウドベースの処理
- Rodinはクラウドベースで動作し、強力なサーバーで処理を行うため、ローカルマシンの性能に依存しません。
- 高速な処理とスムーズな操作を実現しています。
- インテグレーションと互換性
- UnityやBlenderなどの主要な3Dソフトウェアと簡単に統合でき、ワークフローをスムーズにします。
- 生成されたモデルはFBX、OBJ、GLTFなどの一般的な3Dファイル形式でエクスポート可能です。
Rodinの使用例
- ゲーム開発: キャラクターモデルや背景オブジェクトの素早い生成とカスタマイズ。
- 建築設計: 建物のプロトタイプや内部インテリアのデザイン。
- 映画制作: アニメーションや特殊効果用の3Dモデルの作成。
- プロダクトデザイン: 新製品のコンセプトモデルの迅速な試作。
Rodinは、3Dモデリングのプロセスを大幅に簡略化し、クリエイティブなアイデアを迅速に具現化するための強力なツールです。これにより、デザインや開発の初期段階で多くの時間と労力を節約できます。
なるほど…。まぁ一言で言えばスゴイということw
3Dモデル自動生成AIはこれまでにもいくつか出ていたけど、かなり精度が上がっているみたいです。
さっそく使ってみる
とりあえず会員登録からやってみます。
右上のLoginを押す。


下にあるSign upを押す。


なんかGoogleアカウントでも登録できるっぽいのでやってみます。


Googleアカウントを選んでログインして「次へ」を押せばOK。


登録時に出てくる文章とか
これで登録できたっぽいです。


Rodin is utilizing a native 3D large generative model with over
1.5 billion parameters
aims to create production-ready 3D assets.To better understand Rodin’s strengths and weaknesses, we would like to first share the
design principles
behind it.ロダンは、15億以上のパラメーターを持つネイティブの3Dラージジェネレイティブモデルを利用している。
15億以上のパラメータ
を活用し、プロダクションで使用可能な3Dアセットを作成することを目的としています。Rodinの長所と短所をよりよく理解するために、私たちはまず、以下の設計原理を共有したいと思います。
なんか文章長いので読まなくていいですが一応記録として残しておきます。


3Dネイティブ&プロダクション・レディ
ロディンが目指すのはプロダクション・レディな3Dアセット。そのため、構造、ワイヤーフレーム、PBRテクスチャに重点を置いています。そのため3Dネイティブ拡散トランスフォーマーとして、Rodinは純粋な3Dメッシュでトレーニングされ、シャープなエッジと硬い表面のような高レベルの幾何学的特徴を保持しました。


再建VS. リモデル
大規模な再構築モデルのようなこれまでの3D GenAIツールとは異なり、Rodin Gen-1 は言語モデルのように機能します。ロディンの目的は画像の特徴を理解し、3D出力に再構築することを目的としています。
入力とはより強固で多様性のある3D出力を目指している。もし、プロダクション・レディよりもインプットビューの類似性を優先するのであれば、もっと良い選択肢があります。


ループ内の人間
ロダンは、人間と協力する 3D GenAI の作成を目指しています。やり直しはロダンの核となる特徴です。生成プロセス中に、ユーザーはプロンプトを調整することと、新しいプロンプトを適用してやり直すことで出力に影響を与えることができます。
あるいは、ユーザーは単にやり直しを使用して、別のランダムシードで生成することもできる。
ワンクリックの純粋に AI 主導のソリューションをお探しの場合は、より優れたオプションが利用可能です。


3D GenAIはまだ未成熟
この1年、3Dジェネレーションの分野では優れた製品が急増している。
Rodin Gen-1は、よりユニークな選択肢を提供している。AIは単なるツール。 3D GenAIはまだ未熟です。私たちを歓迎してくれた3Dコミュニティに感謝しています。今後、ロダンはより多くの機能を導入する予定です。


クレジットやプランとか
無料会員だから10クレジット?しかないっぽい。


年払いだと20%安くなるけど月払いだとEducation(教育)プランでも15$か…。


Educationは学生や教育者向けで、education emailって書いてあるから学内メールアドレスを使えば行けるか?


私は社会人だけど、実は放送大学に在籍している現役JDでもあるから行けるか?(笑)
まぁ使うか分からないが…。学生向けプランって制限があったりするからよく調べてからの方が良いかもしれない。
でもゲーム会社とかが製作時間を短縮するために使うなら良さそうだけど、私のような趣味でやっている人だとちょっとハードルが高いですね(~_~;)
アセット配布するならAI使用と明記したほうが良いだろうし、AI製は敬遠されたりするからなぁ。
お手本にして使う場合は無料のDream GaussianやShap-Eあたりまででもだいぶ使える気がするし。
まぁAIも効率化されてきているようだから、時間の経過と共に省力化、低コスト化していくかもしれない。
クレジットを使い切ると無料枠ではもう使えないっぽい
AIサービスによっては無料プランでも毎月クレジット付与してくれたりするけど、Roddinは最初に付与されるクレジットを使い切ると、あとは課金しないとクレジットが追加されないみたいです。


まぁこれだけ高品質な3Dモデルが作れるとなると、AIマシンやサーバーの維持費がかなりかかっているんだろうな…。
まぁいつまでもタダで使われても困るか(;^_^A
さっそく生成してみる
以前生成したのと同じ画像を使ってみます。
こちらのショップさんからお借りします。




おお!これは今までで一番精度が高いかもΣ(゚Д゚)
ここのメニューでfbxとかも選べるようです。


とりあえずdiffuseテクスチャだけ設定してみましたがこれはスゴイ!
ここまででクレジットを2消費しましたがまだ8余ってます。


ソファ
以前作ったこれをやってみます。

すご…ほぼ完ぺきだΣ(゚Д゚)
blenderに持って行ったけど普通に使えそう。


VRoidモデル
これまでの3D化AIだと人物は難しそうだったけど、これならいけそう。


かなり精度は上がってきたけど、全身はちょっときついか…。
まぁ人物系はVRoidStudioとかあるからもはや完成されてる感はあるけど。
多分顔だけとかバストアップなら行けると思います。
バイデン大統領 Joe Biden President
テキストプロンプトでやってみるとどうだろう。
おお、人物系は顔だけならかなり精度が高いのかもしれない。
もうこのまま3Dプリンターで出力すれば胸像として使えるんじゃないか?
んーすごい時代になったものだ。
Rodinの口コミ
すごいのでXの反応を調べてみます。
まぁ3D自動生成系はこれまでも色々出ていたからそこまで騒がれてはいないか…?競合サービスが結構ありますからね。
日本よりは海外勢の方が多いかな。
おわりに
もう既にこのレベルまで来ていることにビックリしましたΣ(゚Д゚)
お値段がネックだけど、もう使い道を考えるだけなレベルになってきているかもしれない。
最近はAIの進化が凄いから、モデリングだけとかプログラミングだけとかじゃなく、色々やっておいたほうが良いのかもしれません。
んーしかし私みたいな趣味レベルの場合だと有料のやつはハードルが高いかな?
私は趣味で色々手を出したいタイプだからそこまで使うかってのもあるし(~_~;)
これを使ってペイできるのはゲーム会社とか仕事としてやっている人たちかな…?アセット製作に使って販売するとなるとAI使用を明記したほうが良いだろうし。
まぁ今後AIも省力化低コスト化方向に行くと思うので、しばらくすればもう少し料金がこなれてきたり無料でもっと凄いのが出てくる気がする。
個人のゲーム製作とか趣味でやるなら、自分で作るよりセールでアセット買ったり、無料のAIで済ませたほうが良いかな?
unity向けのセットアップとかは自分でやらないといけないし…。
しかし金銭面を気にしない人ならバンバン使えるだろうし、結局はコストとの兼ね合いですかね(;^_^A
まぁもう少しいじってみます(*^-^*)