バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^-^*)
この記事では、以前BOOTHにアップした舌ベロオブジェクトの詳しい説明や導入手順を書いておきます。
出来るだけ迷わずに使えるように、詳しく書いておきます。

動作確認済みunityバージョンなど ※2022/01/22更新
複雑な機能を使っているわけではないので、よほど抜本的なアップデートがなければ問題ないと思いますが、一応。
随時更新していきます。
■2022/01/22
・ユニティちゃんトゥーンシェーダー Ver.2.0.8 で動作確認済み。
■2021/10/12
・unity2019.4.31f1(LTS)で動作確認済み。
■2021/08/05
・unity2019.4.29.f1(LTS)で動作確認済み。
・VRChat(SDK3.0)で動作確認済み。
■2021/06/26
・unity2020.3.12.f1(LTS)で動作確認済み。
・unity2019.4.28.f1(LTS)で動作確認済み。
■2021/03/18更新
・unity2020.3.0.f1(LTS)で動作確認済み。
・unity2019.4.22.f1(LTS)で動作確認済み。
・unity2018.4.20f1(LTS)で動作確認済み。
・VRChat SDK2.0で、VRChatでの動作確認済み。
・デフォルトで角度を付けていましたが調整しにくいので、フラットに修正しました。
・fbxファイルをunityに読み込んだ際、サイズ100倍になってしまう不具合を修正しました。
・unitypackageを同梱しました。
・2021/03/18以前のバージョンも一応同梱しました。
■2021/02/12更新
・unity2019.4.18f(LTS)、unity2019.4.19f(LTS)で動作確認済み。
■2020/11/19更新
unity 2020.1.1f1、2019.4.13f1で動作確認済み。
機能:モデルの口の中に仕込んで、ペロペロさせることができる
前に出すシェイプキー(ブレンドシェイプ)を設定してあるので、口の中に仕込んでおいて、使う時に前に出してペロペロさせることができます。
↑のアニメーションはVeryAnimationというunityアセットで作成しました。MMDみたいに手軽に操作できるので便利です。
Very Animation|Unity Asset Store
舌の真ん中や先っぽを上下左右に動かすシェイプキー(ブレンドシェイプ)も付いているので、自由自在にペロペロさせられます。
※アニメーションファイルも同梱しようかと思いましたが、キャラによって口の大きさなどが異なるので同梱していません。
シェイプキーの説明
Go 前進します
Shape 細くなります
Main-Up 舌中間から先が上に上がります
Main-Down 舌中間から先が下に下がります
Main-Left 舌中間から先が左に曲がります
Main-Right 舌中間から先が右に曲がります
Perori-Right 舌中間から先が右側にねじれます
Perori-Left 舌中間から先が左側にねじれます
Nemoto-Up 舌全体が根元から上がります
Nemoto-Down 舌全体が根元から下がります
Saki-Up 舌先が上がります
Saki-Down 舌先が下がります
GIFで動かしてみたのがこちら。
ファイルの中身
sitaが最新版で、2021/03/18以前の旧バージョンも入れてあります。
2021/03/18のアップデートでunitypackage「sitaUP」を同梱しました。
sitaファイルの中身は、fbxファイルと、blendファイルも入れてあります。
テクスチャファイルとマテリアルファイルもあります。
unityのmetaデータも同梱してあるので、UTS2が導入されていれば、インポートすればそのまま
使えるはずです。
blendファイルはblender2.82で作成し、2.93でも動作確認済み。
シェイプキーも設定されているので、参考にしながら改変して使っていただいて構いません。
規約 再配布・再販売以外自由
再配布・再販売さえしなければ改変もOKで、商用利用にも自由に使えます。
自作ゲームなどへの利用・販売配布OK。
暴力表現・性的表現なども特に制限しないので、自己責任で勝手に使ってください。
BOOTHの商品ページでNGにしている部分でも、個別に問い合わせがあれば許可などもできるかもしれません。
クレジット表記不要ですが、表記したいなら適当に表記していただいて構いません。
例として「モデラー:神部まゆみ」など、私がスタッフとして参加したかのように書いても構いません。
リンクを貼りたいならURLはBOOTHの商品ページでも、このページでもブログのトップページでも構いません。
使い方:unityのアセットフォルダに入れて、口の中の位置に配置するだけ。Headボーンの子にしておけば追従して動いてくれます
metaデータも入っているので、UTS2が導入されていれば(舌のマテリアルに使用)、そのまま使えるはずです。
Goシェイプキーを使って前に出せば、口の外に出せる位置に配置しておくといいでしょう。
舌を前に出す時は、キャラの口を開けてからにしたほうが自然にできます。
VRoidモデルに合わせて作っていますが、大きさが合わなければtransformの値をいじって調整してください。
詳しい導入方法
一応書いておきます。
unity2019.4.13f1で説明しますが、大抵はどのバージョンでも同じ手順で動くはずです。
手順1:ダウンロードしたzipファイルを解凍し、unityにインポートする
右クリック → すべて展開 で解凍して、
解凍してできたsitaフォルダを、unityのアセットフォルダ内にドラッグ&ドロップしてインポートします。
2021/03/18のアップデートで、unitypackage「sitaUP」を同梱しましたので、そちらをAssetフォルダにD&Dすることでもインポートできます。
手順2:ヒエラルキーメニューで、キャラのHeadボーンにドラッグアンドドロップして配置し、位置を微調整する
シーンにドラッグアンドドロップして位置を調整してもいいですが、ヒエラルキメニューでモデルのHeadボーンにドラッグアンドドロップしたほうが楽で早くて確実です。
結局Headボーンなどの子にしないと、モデルが動いた時に追従してくれませんので…。
ボーン構造などはモデルによって違うと思いますが、参考までにVRoidStudio v0.11.3 でエクスポートした私の例でいうと(モデル名Mayumi)、
Mayumi/Root/J_Bip_C_Hips/J_Bip_C_Spine/J_Bip_C_Chest/J_Bip_C_UpperChest/J_Bip_C_Neck/J_Bip_C_Head
です。
無事シーンにオブジェクトを読み込めたら、unityの移動ツール(ショートカットWキー)やTransformの数値をいじって、位置を調整してください。
ブレンドシェイプのGoで前に出せば、そのまま目の下あたりの表示させられる位置が良いです。
注意点:UTS2が導入されていないとマテリアルがシェーダーエラーで紫色になるので、UTS2の導入を推奨
自分でマテリアルを作成するのであれば構いませんが、同梱してあるマテリアルを使う場合はUTS2が必要です。
UTS2のダウンロードやマニュアルはこちら。
検索すればUTS2の導入方法を解説してくれているページがたくさんありますので、調べてみると良いでしょう。
おわりに
ちょっとえっちな使い方をしたい時に、舌があると便利です。
使いたい人は使ってみてください。
