この記事では、VRoidテクスチャの適用方法を書いておきます。
基本的なことだから必要ないかなと思いましたが、BOOTHでテクスチャ販売してるので一応書いておきます。
windows10 64bitで解説しますが、windowsのOSなら手順はどれも同じだと思います。
2023/09/21追記:
2023/09/21現在で最新版のVRoid Studio v1.23.2でもこの記事のやり方でできました。
バージョンアップで大幅に変わるようなことがあればまた加筆修正していきます。
手順1: ダウンロードしたzipファイルを解凍する
例として、私が販売している顔の肌テクスチャを使います。

ダウンロードしたzipファイルを右クリックし、「すべて展開」を選べば解凍され、フォルダができます。
フォルダの中にテクスチャファイルがあることを確認しましょう。
向かって右の猫?のマークのファイルはGIMPの作業ファイルなので、向かって左のpngファイルを使います。
手順2: VRoid Studioを起動し、モデルを新規作成する
VRoid Studioベータ版で作ったモデルは、コンバート機能を使うことで正式版でも引き継いで使えるようです。
ここでは新規作成してテクスチャ適用する方法を解説します。
VRoid Studioをダウンロードする
VRoidStudioのダウンロードはこちらから。




STEAMからもダウンロードできるようですが、この記事ではwindows版で進めます。
VRoid Studioでモデルを新規作成する
VRoid Studioを起動し、「+」ボタンを押して新規作成します。
これでモデルを新規作成できました。
手順3: カスタムアイテムをインポートしてモデルに適用する
顔や体や服など、部位によって手順が異なりますが、ここでは顔肌テクスチャを扱います。
BOOTHで売ってるVRoid用のテクスチャだと、最近はカスタムアイテムが同梱されていて、既に設定済みの状態でインポートできるようになっているものが多いです。
顔→肌→カスタム→インポート で、解凍したフォルダ内にあるカスタムアイテムをインポートすればOKです。
↓のテクスチャの場合は、色合わせ用に体のカスタムアイテムも入れてあるので、それも入れます。




2023/08/01追記:赤面版の顔肌テクスチャも追加しました
こちらのテクスチャですが、




赤面版の顔肌テクスチャも追加しました。
↓こんな感じになります。
ファイル名に 【赤面】 と書いてあるやつがそうなので、好みで使い分けてみてください。
ルック → 陰影 のパラメーターも調整すると良い感じに
ルック → 陰影 で、影の入り方を全体的に調整できます。
「かげの硬さ」を下げると馴染んで良いかんじになります。
ここをいじると影が馴染んで良い感じになると思います。
テクスチャを手動でインポートする場合の手順
顔 → 肌 メニューを選択し、「テクスチャを編集」ボタンを押します。
デフォルト画像を非表示にして、新規レイヤーに顔テクスチャをインポートすればOKです。
終わったら向かって左上の×ボタンを押し、保存すればOK
上書き保存か新規アイテムとして保存かを聞かれますが、上書き保存を選んでも、新規に編集したアイテムは、新規として保存されるようです。
体のテクスチャの場合は「体型」メニューからインポートする
私がBOOTHで販売している、こちらの乳首ありの18禁テクスチャで説明します( ̄▽ ̄;)
乳首がチラッと映るので、一応注意しておきます。




カスタムアイテムからインポートする場合
解凍したzipファイル内にあるカスタムアイテムをインポートします。
体型→カスタム→インポート で、解凍したフォルダ内にある「カスタムアイテム」フォルダにある体型用のカスタムアイテムをインポートします。
色を合わせる顔用のカスタムアイテムも同梱してあるので、 顔→カスタム→インポート からインポートします。
ルック→陰影で、「かげの硬さ」を下げると影がよく馴染みます。
カスタムアイテムの場合はこれでインポート完了です。
ハダカにしたい場合は服を消して、インナーのテクスチャを非表示にする
デフォルトだとトップスにTシャツを着ていますが、 衣装⇒トップス の一番上の〇を選ぶと、服を無しにできます。
同じようにボトムスも無しにします。
上半身インナーと下半身インナーのテクスチャを非表示にする
上半身インナーを選択して、カスタムを選択、何もないカスタムアイテムを選択すればOK。
下半身インナーも同様です。
或いはプリセットで「テクスチャを編集」を選び、インナーのテクスチャレイヤーを非表示にしてもOKです。
手動でテクスチャからインポートする場合 「体型」→「カスタム」→「+」ボタンを押してカスタムアイテムを新規作成 ⇒ 「テクスチャを編集」ボタンを押す
カスタムアイテムからインポートする場合は以下は不要ですが、一応書いておきます。
デフォルト画像を非表示にして、新規レイヤーにテクスチャをインポートする
シェーダーカラーの「基本色」「かげ色」のチェックは外す
ここは好みですが、今回の場合はテクスチャに影が書いてあるので、チェックを入れておくとちょっと影が二重になっておかしくなってしまいます。
今回の場合は外しておいた方が無難です。
これで顔のテクスチャと同様に、左上の×ボタンを押して保存すればOKです。
服のテクスチャの場合は「衣装編集」メニューでテクスチャをインポートする
これも、私がBOOTHで販売してるテクスチャで説明します。




カスタムアイテムからインポートする
肌マスクなどの設定もしてあるので、カスタムアイテムからインポートすると手軽です。
衣装→ワンピース→カスタム→インポート で、解凍したファイル内にあるカスタムアイテムをインポートします。
この服は露出が多いので、上半身のインナーは非表示にしたほうがいいです(;^_^A
インナー→カスタム で、何もないインナーを選択すると非表示にできます。
カスタムアイテムからインポートする方法は以上でOKです。
手動でテクスチャをインポートする場合、 衣装 ⇒ ワンピース ⇒ カスタム ⇒ カスタムアイテムの+ボタンを押してワンピースを選択、テクスチャを編集ボタンを押す
一応手動でテクスチャをインポートする方法も載せておきます。
ワンピース以外にも色々なテンプレートがありますが、今回のテクスチャはワンピースに適合します。
そして「テクスチャを編集」ボタンを押し、デフォルト画像を非表示にして、新規レイヤーにテクスチャをインポートすればOK。
このテクスチャは下乳が見えるデザインにしてあるので、上半身のインナーは非表示にすることを推奨します(;^_^A
デフォルトだと露出部分が透過されてるので、表示させたい部分の「肌マスク」を白く塗りつぶす
VRoid Studio v1.0.0からの機能みたいですが、服の下の肌が貫通して表示されないために、「肌マスク」機能というものが実装されたようです。

肌マスクメニューを開き、テクスチャの黒く塗りつぶされている部分が透過されるようです。
表示させたい場合は白く塗りつぶせばOKです。
今回のテクスチャの場合は、一応白く塗りつぶしたテクスチャを同梱しておいたので、それをインポートしてもOKです。
ただの真っ白なテクスチャですが…(笑)。
これで保存すればOKです。
ただポーズによっては下の肌が見えてしまったりするので、用途によってちゃんとマスクを設定したほうがいいと思います。
追記:脇の肌が透けて見えてしまうのが気になる場合は、肌マスクを変える
脇のあたりの布地が体勢によって透けて肌が見えてしまうことがあるので、気になる方は対策済みの肌マスクを同梱しておいたのでこちらを使ってください。
細かい部分ですがこんな感じに透ける。
対策済みの肌マスクをインポートすると服がある部分の肌は透明になるので、肌が透けて見えることはなくなります。
しかしunityに持って行って↓みたいなことをやる場合は、脱がせた場合に脇の肌に穴が空いた状態になるので、まぁ適材適所ですね(;^_^A



リボンのテクスチャは、「衣装」メニューの「首飾り」で
私が上で紹介した衣装テクスチャにはリボンのテクスチャも付いてるので、こちらも解説しておきます。
VRoid Studioのベータ版ではリボンはアクセサリーカテゴリだったのですが、VRoid Studio v1.0.0からは、衣装メニューの首飾りメニューに移動したようです。
カスタムアイテムからインポートする場合
こちらもカスタムアイテムが同梱してあるので、カスタムアイテムインポートからやると手軽です。
首飾り→カスタム→インポート からリボンのカスタムアイテムをインポートします。
手動でテクスチャをインポートする場合
リボンの場合は、 衣装 → 首飾り → リボン で。
リボンは三つありますが、テクスチャ構造はどれも同じみたいなのでどれでも良いです。
そして「テクスチャを編集」ボタンを押して、デフォルト画像を非表示にして、新規レイヤーにリボンのテクスチャをインポートすればOKです。
これで向かって左上の×を押して保存すればOKです。
VRoid Studioのバージョンアップがあれば、その都度加筆修正していきます
以上です。
また気になった部分やVRoid Studioのバージョンアップなどがあれば、追記したり加筆修正したりしていきます。