バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^_^*)
この記事はYMM4のキャラクター設定を作りこんでみたのでそれについての記事です。
やりたいこと:キャラクター設定を使いこなして、台本作れば動画をほぼ自動で作れるようにしたい
YMM4には「キャラクター設定」という便利な機能があり、台本のCSVファイルでキャラ名を指定しておけば、その設定に応じて勝手にテキスト装飾とかしてくれる。


台本で指定したキャラに応じてテキストや音声、テンプレート登録したアイテム群の読み込みとかもできて非常に便利。
これ台本さえ作れればほぼ自動で動画にできるじゃん…。
youtubeは何が当たるか分からないため、極力ラクして動画作れるようにした方が良いかも?(^_^;)
youtubeは神部まゆみとしての活動以外でもいくつか投稿してきたけど、時間をかけて編集しても全く伸びなかったり、諦めてほぼ無編集でアップした動画が伸びたり、アップしてみないとわからないですね(-_-;)
先輩たちの事例を調べても、それまで一桁再生だったのにいきなり万再生されたりとか、何がウケるのか分からないですね…。
4年間やっていても未だに何がウケるのか全く分からないのがYouTube。
— ひろまる🎂スイーツメーカー (@hiromarucook) April 28, 2022
動画はできるだけサクッと片手間で作って、習慣として定期的に上げていったほうが良いかもしれない。
あまり気合と根性が必要な作業となると、ほとんどの人は続かずに挫折してしまうため、極力ラクをしたほうがいいですね(;^_^A
時間をかけて凄い動画を作るのもいいけど全然再生されなければ挫折してしまうため、最小限の労力で更新頻度を上げていった方が良いかもしれない。
基礎知識:CSVファイルの台本を読み込めばキャラとテキストを指定して読み込んでくれる
↓こんな感じでA列にキャラクター名、B列にテキストを書いてCSVでダウンロードして、


↓こんな感じでキャラクター設定して、
↓ダウンロードした台本を読み込めば…
↓こんな感じで勝手に動画のタイムラインに読み込んでくれます。ラクすぎΣ(゚Д゚)
つまり台本とキャラクター設定さえ事前に上手く作っておけば、あとは台本読み込むだけでほとんど完成じゃん!…という風にできるかもしれない。
最近はAIで動画を自動で作ってくれるサービスも色々出ているけど、もうYMM4であらかた自動で作れるからこれでいいかな…編集もしやすいし。
アドビプレミアとかは便利なんだろうけど、無料でここまでのソフトがあると個人の動画編集ならこれだけでほぼ用が足りてしまうかも…?
テンプレートを事前に登録しておくと読み込めるので便利
これ↓以前作った連番PNGの動く立ち絵も登録しておける。
タイムラインに追加して設定したアイテムを右クリックすればテンプレートに登録できます。
位置や大きさ、クロマキーや縁取りなどのエフェクトも反映された状態でテンプレート登録できるので、あとは台本で名前を指定してやれば読み込めます。便利すぎる。


↓登録したテンプレートはここから読みだせます。


いじるべき場所
いじるべき場所を書いておきます。
レイヤー
台本で読み込んだテキストをインポートするレイヤー番号。一番下が0。


レイヤー0は背景、1は背景2や吹き出しを下に配置するかもしれないので、キャラクターを配置するなら2番以上のレイヤーに読み込むようにすると良いかもしれない。
私は一応一個空けて3にしてあります。
ボイス
ここでVOICEVOXやCOEIROINKなど合成音声の設定ができます。
デフォルトだと音量が小さいから200%にすべきって話を見たので200%にしてます。
読み上げ速度は120%以上だとテンポ良くて良いらしいです。150はちょっと早いかな。


YMM4 liteならボイスのライセンス購入は不要
未だに勘違いしてる人が多いみたいだから一応触れておくけど、YMM4でライセンス購入が必要なのはAques Talk(ゆっくりボイス)が同梱されてる通常版で、同梱されてないLite版なら原則ライセンス不要なので商用無料で使えます。




ゆっくりMovieMaker4 Liteとは
通常のYMM4から、商用利用の際にライセンスの購入が必要になるAquesTalk1、AquesTalk2、AquesTalk10を取り除いた状態で配布しているバージョンです。
別途プラグインをインストールすることで、各AquesTalkを利用できるようになります。
AquesTalkをインストールしたYMM4Liteを営利利用する場合、AquesTalkの音声を利用していない状態であってもインストールしているAquesTalkの使用ライセンスを購入する必要があります。
ずんだもんとかが入ってるVOICEVOXはクレジット表記すれば商用利用可能です。
合成音声は色々なものが無料有料問わず出ているけど、YMM4は多くの音声に対応しているので設定すれば使えます。
詳しくは公式サイトへ…。




字幕
テキストの位置や大きさ、装飾などを指定できる。
ここをちゃんと指定しておけば、台本を読み込むだけでほぼ完成、位置合わせとかしなくても良くなる。
でも改行まではしてくれないので、台本側でセル内改行しておかなければいけない。
「〇〇行で改行」と決めておくか、GASでスクリプト書くと改行させられます。
↓GASについては前回記事を書いたのでそちらを参照。
字幕にエフェクトをつけておくと吹き出しとか付けられるのでおススメ
ここで吹き出しっぽいのが自動で付けられるので設定しといた方が良いです。
「背景塗りつぶし」でテキストに勝手に色背景を作ってくれて、「角丸半径」をいじると角が丸くなるので吹き出しっぽくなります。


設定しておけば、台本を読み込むだけでテキストに勝手に吹き出しまでつけてくれます。便利すぎる…Σ(゚Д゚)
画像を指定したりもできるみたいだけど、まぁ私はシンプルなやつでいいかな。
フォントは色々あるので好きなものを入れておく
フォントは検索すれば色々なものが商用利用可能で配布されてるけど、「けいふぉんと」や「にくまるフォント」あたりが可愛くて使いやすいかな?





まぁ最近はけいふぉんとしか使ってないけど(;^_^A とりあえずこれだけ入れとけば大抵の動画には違和感なく使えるんじゃないかな?
立ち絵
私はこれ使ってないからなし。
YMM4のフォーマットに従った立ち絵じゃなくて、あくまで自分で作った画像を立ち絵のように使っているだけなので。
追加アイテム
これはテンプレートに登録したものを手前と後ろのレイヤーに追加できるので便利。
まぁ用意した画像とか、そのキャラが表示されてる時だけ必要なアイテムを表示させると良いかな。
私は自分で作った連番PNGを動く立ち絵として使っているのでここで指定してます。


これで台本読み込むだけで自動であらかた動画にしてくれる
ちゃんと設定しておけば、あとは台本を作って読み込むだけでこのくらいまでは作れます。
背景も追加アイテムで指定できるけど、表示する画像は毎回同じってわけでもないからそこは手動で追加したほうがいいかな。
まとめ動画とかなら背景は「あればいい」って感じだろうから、追加アイテムのところに指定しておけばほぼ完成させられると思う。
「空白を追加」で空白を作れる
しかしひたすら連続でテキストを読む感じになるので、背景にゲーム画面や作業風景などを映してじっくり見せたい場面などでは、空白を入れて間を作ると良いかもしれない。
タイムライン上で右クリック ⇒ 空白を追加 でフレーム指定すれば、その場所に空白を作れます。
まぁキャラ画像とかは手動で入れる感じになるけども。
解説動画とかならずっとひたすら喋ってる場面がほとんどだろうから、そんなには使わないかもしれない(^_^;)
でも一応覚えとくと便利です。
表情差分ごとにキャラを作っておくのも良いかも
キャラクター設定で表情差分を作っておけば、台本で表情を指定して読み出すこともできます。


キャラクター設定で変えるところは表情差分の画像くらいだろうから、キャラクターを一つ作りこんでおけば複製してほぼ使いまわせるでしょう。
AIテキスト生成機能もあるだと…Σ(゚Д゚)
書いてて気付きましたが、YMM4にはなんとAIテキスト生成とかいうハイカラな機能があるようですΣ(゚Д゚)


まぁ後で使ってみます。
他のPCに設定を引き継ぐ方法など
↓キャラクター設定などの設定ファイルは他のPCに引き継ぐこともできます。画像などの参照は設定し直しになるけど。
手持ちのPCでYMM4の設定環境を共通させておけば、ノートPCで編集作業までやってプロジェクトファイルを共有、エンコードはスペックの高いゲーミングPCでやるとかできる。
もしくはクラウドストレージや外付けSSDにYMM4を入れておく手もあるけど、クラウドストレージの場合はデータ量が増えると共有に時間がかかったり、同期失敗した時に起動しなくなるリスクがあるかもしれない。
まぁ設定の引継ぎ自体はすぐ終わるので、やっておくと便利かもしれません。
おわりに
YMM4便利すぎますねΣ(゚Д゚)
このくらいはただのツールとしての便利機能なのでAIというわけではないのだけど、自動でここまでやってくれるのは便利すぎます。
個人の実況動画とか解説動画ならこれだけでもう十分かな…?(^_^;)
また何かあれば追記します(*^_^*)