バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^-^*)
この記事はBOOTHのGoogleアナリティクスをGAプロパティに移行したのでそのメモです。
以前の記事はこちら。
なぜ移行するのか
GoogleアナリティクスのUAプロパティが終了するから。
BOOTHも2023年3月末くらいにGAプロパティに対応していた。




後回しにしていたら終了まであと一ヶ月切っていたΣ(゚Д゚)
これアナリティクスの画面を開くたびにカウントダウンが表示されてたんだけど、面倒だから後回しにしていたw


もう一ヶ月切っとるやんけ…流石にもうやっといたほうがいいかな(;^_^A
移行した手順
数分くらいで終わったけど一応手順を書き残しておきます。
手順1:設定アシスタントに移動して設定する
「設定アシスタントに移動」をクリック。


「はじめに」をクリック ⇒ 一応「既存の~データ収集を有効にします」にチェック ⇒ 「作成 して続行」を押す。


もうこれだけでGAプロパティは作成できたっぽいですw


色々設定項目はあるけど、私はアクセス数くらいしか見てなかったから特に必要なさそう(^_^;)


Google広告用の設定とかCVR分析とか、やらない人はとりあえず飛ばして良いと思います。
手順2:G-から始まるコードをコピーして、BOOTHのショップ管理画面の該当部分に貼り付ける
「ウェブサイトとアプリのデータを収集する」の端っこにある矢印をクリックして、「データストリームを管理」を押すとG-から始まるタグが見れます。


表示されてるデータストリーム?をクリック。


これでG-から始まる測定IDが表示されるのでコピーします。


BOOTHの「ショップ情報編集」画面を開いて、測定IDを貼り付ける
BOOTHの管理画面にログインします。




このページを見ている人はBOOTHのショップを持っていると思うけど、持ってない人は手軽に作れるので作ってみるのも良いかもしれません。
PCからだけど上のメニューからショップ情報編集画面が開けます。


ここに張り付けて保存すればOK。


入力欄にはまだUA-からの入力例みたいなのが表示されてるけど、普通にG-から始まるやつでも保存できました。


もうUA-のやつは終了するわけだから、じきに修正されるだろう…。
手順3:動作確認してみる
自分のショップにアクセスして商品ページを開いてみます。


リアルタイムのところに表示されてればOK。


アクセスユーザーの位置情報まで表示されていたΣ(゚Д゚)
上の画像では隠したけど、大まかではあるけどアクセスしているユーザーの位置が地図で表示されていたΣ(゚Д゚)
そういえばIPアドレスでだいたいの位置ならわかるんだっけ?

アナリティクスと、最も近い Google データ収集センターとの間で接続が確立すると、暗号化された HTTPS を介して、測定データがアナリティクスに送信されます。収集センターで測定データにさらに暗号化が施されると、アナリティクスの処理サーバーに転送され、アナリティクスのプラットフォームでユーザーが使用できる状態になります。
最適な地域データセンターを判断する際に IP アドレスが使用されます。
Google アナリティクス 4 では、収集時に IP アドレスを使用して位置情報(国、都市、緯度と経度)を判断してから、データセンターまたはサーバーにデータが記録される前に IP アドレスを破棄します。
私が住んでいるところの隣の市が表示されていたから大まかな位置なんだろうけどビックリした(^_^;)
ちなみに私のショップは海外からのアクセスもそこそこある
ちなみに私のショップの過去のアナリティクスデータでは70%以上が日本からのアクセスだけど、他の国ではアメリカや韓国、台湾やメキシコあたりからのアクセスが多め。


VRChatとかの3Dモデル商品をたくさん扱っている人は、もっと海外ユーザー比率多いかもしれない。
BOOTHは海外ユーザーも多いらしいし、イラストや3D分野だと国境はあまり関係ないのかな。
たまにBOOTHメッセージやこのブログの問い合わせ欄から、外人の方からメッセージが来ることあるし。
しかし世界中で見られていると考えると、なんか凄い時代になったなぁと感じるw
細かい設定部分は「完了とする」にしておいた(^_^;)
アクセス計測はできてるけどデータ収集が開始にならないので、「完了とする」にしておいた。


これGoogle広告とかCVR測定とかの設定っぽいけど、私はアクセス数とアクセスページくらいしか見ていないので使っていない…。
他のやつも面倒なので完了としてしまいました。


これでも上の進捗画像みたいなのは7/7になったから多分大丈夫かな?


上になんか注意書きみたいなの出てるけど、とりあえずは測定できてるっぽいので様子を見ます。


元のユニバーサル アナリティクス(UA)プロパティの一部の設定が、この Google アナリティクス 4 プロパティに自動的に追加されることがあります。設定が自動的に追加されないようにするには、接続済みの UA プロパティの設定アシスタントに移動してください。
GoogleアナリティクスやGA4プロパティの注意点
あと気になった注意点とか。
UAプロパティからのデータ引継ぎはできない
データが一致しないみたいなのでダメらしいです。

GA4 とユニバーサル アナリティクスのデータモデルが一致しないため、ユニバーサル アナリティクスからインポートしたデータを GA4 に取り込むことはできません。GA4 のデータ インポートの設定を最初からやり直す必要があります。
予定では2024年1月にはUAプロパティの過去データも見れなくなるみたいなので、それまでにデータをエクスポートしたり分析を済ませておいたほうがいいかも。
しかしweb業界は変化スピードが速いので、何年も前のデータを使ったところで果たしてどのくらい意味があるのか?という気はする(;^_^A
たった1年間でも、ユーザーニーズやトレンドの流行り廃りが早いですからね…。
まあ直近2~3年くらいのデータがあれば十分かも?
データ保持期間はデフォルトで2か月になってるので14か月にしておく

Google アナリティクス 4 プロパティの場合、ユーザー単位のデータ(コンバージョンを含む)の保持期間は次のように設定できます。
2 か月
14 か月
管理画面の「データ保持」から変えられます。


UAプロパティに比べてレポートの反映がちょっと遅い気がする
UAプロパティの頃は「今日」のレポートも即時に見れた気がするけど、


GA4は今日のレポート見てもアクセス0のままだった。
どうも翌日の正午くらいになってようやく前日のPVが確定する感じかも?
そのくらい反映が遅いので待ったほうがいいです。
同じように反映が遅く感じている人もいるみたいです。
あんまり詳しくないので違ってたらごめん(;^_^A
デフォルトだとUAプロパティに比べてアクセス数が少なめっぽい?設定変えたら良い感じになった
どうもGA4に変えてからアクセス減ったなと思ってたら、GA4はUAと集計方法がちょっと違うっぽくて少なめにでるみたい?
少ないと感じてる人は結構いるっぽい。
GA4はクッキー使わないらしくて少なめに出るみたいです。
調べたら「レポート用識別子」ってやつを「デバイスベース」にすれば良いっぽいです。
こちらの先輩のページが参考になりました。ありがとうございます(*^-^*)




これやったらUAの時と同じようなアクセス数が表示されてました。
減ったわけじゃなさそうなので良かった(;^_^A
PVは エンゲージメント⇒概要 で見れる
アナリティクスのホーム画面にはアクティブユーザー数と新規ユーザー数が表示されてるけど、


PV(表示回数)は エンゲージメント⇒概要 で見れます。


1人のユーザーが2ページ見たら2PVなので、こちらのほうが重視してる人は多いかな?
アドブロックユーザーのアクセスは計測できない可能性があるっぽい
Googleアナリティクスに限らないと思うけど、アドブロックやBraveブラウザなどを使っているとアクセス解析までブロックされて、アクセスを計測できない可能性があるみたいです。
アドブロック利用者が多そうなのはPCユーザーやIT系の人たちかなぁ?
昔から「エンジニア向けのサイトだと広告ブロックされやすくて収益化しにくい」なんていう噂がありましたね…。
アクセス少ないはずなのに売れてるとかいいねがつくなどの現象が起きてる場合は、この可能性を疑ったほうがいいかも。
生ログが見れるアクセス解析ならアクセスを追いやすいみたいだけど、アナリティクスだとそこまで見れないからざっくりとしか分かりませんね…。
おわりに
案外すぐできて良かった。
数分で終わったからもっと早くやっておけば良かったけど(笑)
リアルタイムで見られているページが分かりやすくなったりしてパワーアップしてるかも?
BOOTH使ってる人は入れておくと良いかもしれません。