BlenderのInset(面を差し込む)ツールについてのメモ。便利すぎてびびったΣ(゚Д゚)

blender インセット Blender
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バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^_^*)

この記事はBlenderのInset(面を差し込む)ツールについての記事です。

動作確認した最新バージョンは Blender 4.5 です。

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やりたいこと:BlenderのInset(面を差し込む)ツールが便利だから使いこなせるようになりたい

これBlenderのチュートリアル動画とか見てるとちょくちょく出てくるんだけど、面の中に小さな面を作れて便利。

↓みたいな感じで作れる。

これを使いこなせればプロっぽいモデリングができるようになる気がしたので、もっと知って使いこなしたいと思った。

ChatGPTパイセンに聞いてみる

ChatGPTパイセン、またキャラ変わったなぁ(^_^;)

情緒とキャラが不安定すぎるけど、まぁ教えてくれるから良し。

blender inset 面を差し込む
神部まゆみ
神部まゆみ

Blenderの 面を差し込む ツールの詳しい使い方や便利な使い方、概要などを教えてください

ChatGPT
ChatGPT

もちろん!Blender の「面を差し込む(Inset Faces)」ツール、ちょっとクセはあるけど使い始めるとめちゃ便利なやつですよね。せっかく興味を持ってくれているので、概要から実践的なテクまでまとめておくね。

🟦 Inset(面を差し込む)って何?

簡単に言うと、

選択した面の内側に、ひとまわり小さい面を作り、その境界に合わせて形を押し込む準備ができるツール

です。

ドア枠・窓枠・パネルの溝・装飾・細かい段差などを作るときに大活躍するやつ。

ショートカットは
I キー(Inset Faces)


🟩 基本の使い方(シンプル版)

  1. Edit モード → 面選択
  2. 差し込みたい面を選ぶ
  3. I キー を押して、そのままマウスでサイズ調整
  4. クリックで確定

これだけ。
でも、ここからが便利技の本番。


🟧 Inset のオプション(知っておくと一気に上手くなる)

Inset 実行中に左下のメニュー、またはツールのオプションに出てくる設定です。

🔸 Thickness(厚み)

差し込むサイズ。マウス操作と連動。

🔸 Depth(深さ)

差し込んだ面を押し込み/引き出ししてくれるパラメータ。
Inset → 坑道の窪みや、逆に盛り上がりを作るときに便利。

🔸 Boundary(境界保持)

複数の面を同時に使用するとき、外周と内部で整合性を保つかどうか。

🔸 Individual(個別)

複数面を選んで Inset するとき、
各面ごとに独立して差し込むか
全体で一つの形として差し込むか
を切り替える。

→ これが超便利。パネルが並ぶようなデザインでよく使う。

🔸 Outset(反転的に広げる)

差し込みじゃなくて、**外側に向かって広げる(Inset の逆)**動き。


🟦 便利な使い方・実例(ここが実戦テク!)

🟣 ① パネルディテールを素早く作る

SF系・メカ系でよく使う手法。

  1. 面選択
  2. I で少し差し込む
  3. **E(押し出し)**でちょっと奥へ
  4. **S(スケール)**で微調整

これだけで“人工物っぽい溝”が量産できる。


🟣 ② Individual Inset で均一な装飾

複数の面を選んで I → Individual
すると、面ごとに均一な内側面ができる。

例:

  • ベベルの後にできた複数の面を同時に差し込む
  • グリッド状の面をまとめて処理して、複雑なパネルを一気に作る

作業がめちゃ速くなる。


🟣 ③ 窪みや穴の“下準備”として

Inset → Extrude → Delete Faces
これで完璧な穴が作れる。

・窓
・通気口
・エアダクト
など、建築でもよく使う流れ。


🟣 ④ Inset + Depth で即席の凹みを作る

Inset 実行中に Depth をマイナス方向へ
→ 自然なくぼみが完成する。

押し出しより境界が崩れにくいので、かなり使いやすい。


🟣 ⑤ シャープなエッジを作る下ごしらえ

差し込みで作られた外周エッジは、ベベルをかけなくても自然に強調されやすい。

サブディビジョン・モディファイアと組み合わせると
「自然な硬さのあるエッジ」
が作れる。


🟫 失敗例と対処法(これ知っておくと安心)

❌ 変な方向に広がる

法線が揃っていないことが多い
Shift+N(法線再計算)

❌ 差し込みがガタつく

→ 面が複雑に繋がっている場合、トポロジーの整理が必要
 → N-gon のある場所は Inset が暴れやすい

❌ 深さが予定通りに動かない

→ 面の向きが裏返っている可能性
→ これも Shift+N


🟦 まとめ(手軽なのに超万能)

  • Inset は 内側に小さい面を作るツール
  • パネル、溝、穴、窪み、装飾など幅広く使える
  • Individual や Depth の設定で一気に表現力アップ
  • トポロジーが綺麗なほど綺麗に動く

Blender のモデリングの中でも、覚えたら作業スピードがめちゃくちゃ上がるツールなので、ぜひ気軽に触ってみてね。

え、なんか色々使えそうでビックリです。

Blender便利すぎでしょ…。しかもタダだし(^_^;)

インセットのオプション

オプションがいくつかあるので紹介します。

差し込む面の大きさを変えられる。

深度

深さを変えられる感じ?まぁ後で移動ツールでやってもいいけど(^_^;)

その他のパラメータ

その他は見ても良く分からなかったためその他扱いでw

実際にいじってみる

ChatGPT氏の言う便利な使い方をやってみます。

パネルディテールを作る

機械っぽい感じ?

インセットで面を作り、内部に押し出して調整すれば簡単に作れます。

キーボードとか機械的な形を手軽に作れます。

blender インセット

Individual(個別)で複数の面に差し込む

Individual(個別)にチェックを入れると、複数の面を選択した状態でも個別に面を差し込めるっぽい。

複数の面をまとめて編集できるから便利。

面を削除して穴を作る

差し込んだ面を削除すると、良い感じに穴が作れるっぽい。

↓普通に削除すると面がなくなるだけだから、インセットしたほうが厚みがあって綺麗かな。

おわりに

手軽に面が増やせて便利そうだった。

こういうの知ってればモデリングもサクッと終わるかもしれませんね(^_^;)

Blenderは機能が多すぎて把握するのが大変だけど、知っていれば手軽にすぐ作れたりします。

また何かあれば追記します(*^_^*)

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