バーチャル3Dクリエイター神部まゆみです(*^-^*)
この記事は、MakeHumanっていうソフトを使ってみたから、どんな感じかの紹介記事です。
MakeHumanっていうのはこれね。
MakeHumanを使えば、手軽にリアルな人体3Dモデルが作れるようです。
VRChatとかでもリアルな人間アバターを見たりするけど、セットアップすればVRChatでも使えるみたい。
MakeHumanはblender用のアドオンの方もあるけど、機能はだいたい同じなのでblender使い慣れてる人ならこっちの方が良いかも。
Makehumanとは?
VRoid Studioみたいにスライダーをいじったりするだけで手軽に人体3Dモデルが作れるソフトウェア。
なんとタダで使えます!すごすぎくん(‘_’)

作ったモデルはCC0ライセンスで、商用利用やモデル販売なども自由に使えるっぽい
出力されたモデルはCC0ライセンスで、商用利用やモデル販売なども自由に使えるっぽいです。

MakeHumanのファイルは無料ですか?
はい。資産ライセンスはCC0です。実際には、これにより、コアアセットの使用に制限はありません MakeHumanを通じて使用されるか、他の手段でコピーされます。たとえば、次のことができます。
クローズドソースのゲームでキャラクターモデルをアトリビューション不要に使用
キャラクターモデルを売る
すべてのメッシュとターゲットアセットを使用して、独自のキャラクタージェネレーターを構築し、そのキャラクタージェネレーターに必要なライセンスに制限はありません
商用利用もできてオープンソースみたいです。
githubのページはこれ。

他にもリアル系の3Dモデル作成アプリはあるけど、作ったモデルをゲーム製作で使う場合はライセンス購入が必要だったりunityで使えなかったり、案外自由に使えるものは少ないっぽい?
CC0ライセンスで自由に使えるのはありがたいですね。
VRoid Studioとの違い
2Dで言う絵柄の違い…?というか作風の違い?みたいな感じ?
私のモデルでお世話になってるVRoid Studioはアニメ調だけど、Makehumanはリアルな感じ。
VRoid Studioはこれ↓で、こちらもタダで使えます!すごすぎくん(‘_’)




「MakeHuman」ってキーワードでgoogle検索したら「アニメ風」っていうサジェストが出たから検索してみたけど…んー、MakeHumanは頑張ってもやっぱリアルっぽい感じ?
アニメ風のキャラがいいなら大人しくVRoid Studioを使って、blenderで改変したほうがいいかもしれません。
blenderと連携もできる
連携もできるというか、MakeHuman単体だとFBXエクスポートが不安定っぽいので、blenderと連携してエクスポートしたほうが良いっぽい。
blenderと連携する方法はこちらで解説しています。
2025/08/18追記:最近はblenderのMakeHumanアドオン(MPFB2)のほうがアップデートが活発っぽい?
WindowsアプリケーションのMakeHuman1.3.0は2024年4月28日リリースだけど、blenderアドオンのMPFB2は数か月ごとにアップデートされてる感じ?


まぁMakeHuman 1.2.0は2020年リリースで4年空いているので、待ってればアップデートされるだろうけど(;^_^A
MPFB2はblenderアドオンのためblender(4.2以上)必須なので、とりあえずMakeHuman 1.3.0をベースに使っていくのが良いかな?
MPFB2は服や顔のパーツなどが細かくいじれるみたい?だから、細かいカスタマイズをしたい場合に使っていくと良さそう。
一応MPFB2もいじって記事を書いていく予定です。
MakeHumanは比較的軽いので古いノートPCでも割と動く
MakeHumanは比較的動作が軽めなので、古いノートPCでも動きます。
第8世代あたりの中古ノートPCはもう2万円以下くらいまで値が下がってきてますが、これでも割とサクサク動かせました。
やりたいこと:Makehumanでキモオタっぽい感じのモデルを作りたい
なぜキモオタかと言えば……私のモデルの横に配置すれば、美女と野獣効果が狙えそうなこと!(笑)
美少女なんてネット上ではありふれてしまってるけど、キモオタ風の人と一緒に配置したり、キモオタに囲まれている美少女…みたいになると、オタサーの姫的な感じで魅力が増して見えるような気がする。
えっちなイラストのジャンルで「キモオタに色々されちゃう美少女の画像」みたいなのは一つの属性として割とメジャー?だと思うけど、ああいう風な。
「ああ!あんなに可愛いまゆみちゃんが汚いキモオタに……あんなことや!こんなことも!」みたいなw
結構そういうジャンル好きなので、unityでそういうスクショ的なやつ?を撮って、pixivとかに上げてみたい。
追記:無事に作れました。
しかしキモ要素が足りないので、なんかこうメガネを足したり服装をオタクっぽくしたり、改変していく必要がありそうですw
参考にした頭のいい先輩のページ
こちらの優秀な先輩のページを参考にしました。
ありがとうございます(*^-^*)

ダウンロードとインストール
2025/01/23現在の最新版はMakeHuman 1.3.0ですが、ここからダウンロードできます。

hereって書いてあるリンクをクリックすればダウンロードできるけど、二つ目のhereのほうがダウンロード早かった。一つ目のhereはめっちゃ重くて時間かかった。


なんか警告っぽいのが出たけど無視して保存を押したらダウンロードできました。
ダウンロードしたzipを解凍して、インストール作業を進めていきます。
ユーザー名が日本語の場合は、インストールユーザーを「Install for anyone using this computer」を選ぶと良いっぽい
途中、インストールするユーザー?の選択肢が出るけど、参考にした先輩のページによると
ユーザ名を日本語にしている場合には、必ず全ユーザが使う(Install for anyone using this computer)を選ぶほうがよい
だそうです。
私はユーザー名日本語ではないので Install just for me を選びましたが。
インストールには結構時間かかりますが、しばらく待ってればインストールされます。
デフォルトだとデスクトップにショートカットが作成されるので、クリックして起動します。
インストール成功!パラメーターいじるだけで色々変えられるっぽい
既に日本語化しちゃってるけど、上のメニューの設定(settings)タブを開いて、向かって右のJapanese Genericを選べば日本語化できます。


私も使ってるVRoid Studioでもパラメーターいじるだけで3Dモデルを改変できたけど、まさしくそんな感じっぽい。
でもMakehumanはリアルな人間を作れるだけあって、人種とかのパラメーターもあるのが凝ってる感じ。
「モデル」メニューでいじれるところ
一応参考程度にGIFを撮っておきます。
メイン 性別や人種、年齢や体型などのざっくりしたパラメーター?
ここでざっくりいじって作りたいイメージに近付けていって、後で細かいパラメーターをいじって調整するのがいいのかな?


性別のスライダーを左右にいじれば男性っぽくなったり女性っぽくなったり。
年齢をいじれば赤ちゃんっぽくなったり大人っぽくなったり。
ラフ程度におおまかなイメージを作るのに使うと良い感じかな?
性別 胸を大きくしたり位置調整したりできる


なんか右側に性……セーキとかいうカテゴリーがあるのだけれど、スライダーいじっても動かなかった。
画像を見るに、多分ペニー君のことですね(///)
これ多分、付けちゃうとR指定しなきゃいけないとか?(笑)なんかそんな理由なのでは。残念。
2024/11/13追記:性器はMakeHuman Communityからアセットをダウンロードすると使えるっぽい
Community ⇒ Download Assets タブを開いて アセットタイプ proxyを選んで、Title Containsのところにadultと入力して検索(Update List)すると出てきます。
CC0ライセンスのXSuprem3X氏のAdult Male Genitalia ってやつをダウンロードすればOK(男性器の場合)。


そうするとジオメトリー⇒トポロジーのところに Adult Male Genitaliaが追加されてるのでそれを選べばOK。


こちらの先輩の回答で知りました。ありがとうございます(*^-^*)

MakeHumanの「Geometries」タブをクリックし、次に「Typologies」タブをクリックします。右側を見ると、タイポロジリストが表示され、「Adult Male Genitani」を探してクリックします。これにより、メンバーがボディに追加され、スライダーが機能するようになります。
そこにない場合は、ダウンロードする必要があります、MakeHumanのコミュニティタブをクリックし、まだ行っていない場合は、データベースを更新するために同期ボタンをクリックしてください、完了したら、アセットのダウンロードをクリックし、アセットタイプをプロキシに設定し、更新リストをクリックすると、必要なパーツを選択してダウンロードできるようになります。
しかしちょっと後付け感はあるかな?(;^_^A
まぁどうせスケベなやつに使う時はモザイクかけるでしょうからあまり関係ないかも(笑)
注意点1:服を着せるとはみ出るw
注意点としては、公式のやつじゃないから服を着せるとはみ出るので、裸の状態で使った方が良いかもしれません。
もしくは服を着た状態でblenderに持って行って、構造的に分離したパーツでオブジェクトを分割したら上着とズボンを分けられたので、unityで使うならインスペクターオンオフで着脱すれば良いかもしれない。
服を分離する方法は↓のやり方でいけました。
注意点2:ボーンはついてない
あとは男性器の場合はボーンはついてないみたいなので、blenderなどで自分でリグを通してウェイト付けする必要があります。
やり方としては↓のやり方でいけるけど、ウェイト塗るのがちょっと大変かもしれないな…。
手間を考えたら性器部分だけ抽出して外付けにするか、BOOTHでも売ってた気がするから買ったほうがラクかもしれない。
まぁ外付けのほうが他のモデルにも使いまわせるからラクですね…腰のあたりのボーンの子にしておけば追従してくれます。
他にも色々なユーザー投稿アセットがあるっぽいです ※ライセンスに注意
ライセンスはちゃんと確認したほうがいいですが、↓色々なユーザー投稿アセットがあるようです。

これもCommunityで検索できます。
幸いCC0かCC-BYがほとんどみたいだけど、CC-BYはクレジット表記が必要。
一度入れるとどれがどれだか分からなくなりそうだし、もし最初にたくさん入れるつもりならCC0のアセットのみにしといたほうが無難かな?(;^_^A
顔 かなり細かくパーツごとに指定できる
口や耳の大きさとか幅とか、かなり細かく指定できるようです。


胴体 お腹とか腰とか
太らせたりできるっぽい?ぽっちゃり系好きな人はこだわると良いかも(笑)。


Arm and Legs 腕や手、足を細かくいじれる


Random パラメーターをランダムにして生成 左右対称にするかも指定できる
シンメトリーとかいうやつは多分左右対称かな?


なんかクリーチャーっぽい感じにしたいのなら良いのかな?
カスタム 不明
なんかフォルダが何とかって書いてあるから、フォルダからカスタムデータを読み込むとかそういうやつ?


測定 幅や高さを数値測定しながらいじれる感じ?
実寸を見ながら調整したいならいじってみると良いかも。


ジオメトリー 服とか目とか色々いじれる
キリがないので簡単に紹介しとく(笑)。


目がローポリとハイポリがあるのが細かいね。
あと歯とか舌とかは、口を開けさせないと確認できなさそうです。
トポロジーってやつは、体の彫りの深さとかを変えられる感じかな?
マテリアル ジオメトリーで追加した項目や、肌などのマテリアルを設定できる
人種ごとの肌も設定できるのがすごい。


これポルノ画像判定されないか不安だ( ̄▽ ̄;)
ポーズ/アニメーション リギング(ボーン付け)ができる感じ?


これDefaultだとボーンが細分化されすぎかな?
unityのhumanoid用には「Cmu mb」か「Game engine」あたりがいいかも。
私はVRoidやBOOTHにあるモデルとかしかいじったことないから分からないけど…。
レンダリング これはスクショみたいなやつ?
解像度変えたらレンダーの実行結果が変わったので、多分スクショみたいなやつ?視点変更できないから静止画っぽいけど。
blenderにも同じ感じの機能があります。


光源マップSSSってのはかなり重かったけど、光源マップ?で影の感じが変わるっぽい。
その他
設定は言語とか、メートル法表記とか変えられる。
Communityってやつは、blenderにアドオン入れて連携して、blenderにmakehumanで作ったモデルが読み込めるっぽい。
長くなったので続く
もうちょっとパラメーターをいじってみて、太った感じのモデルを作っていきたい。
パラメーター見た限りかなり自由にできそうなので、普通にできると思う。
というか途中までいじってるけど、それっぽいの作れつつある。
イイ感じにできたらBOOTHあたりに置いておこうかな。こういうのはVRChatでも人気なさそうだけど…(笑)。
でもVRChatにMakehuman持っていってた人見たことあるし、普通にできると思う。
ただ、メガネとか装飾品をつけたりもして、それっぽくしないといけないかな。
とりあえず続きます。
追記:続きを書きました!